マディラワイン 昨日、ヨム・キプールの由来を覚えてないと書いたあと、若干恥じまして、再度ダンナに尋ねた。

そしたら、思いのほか短い返答が。

「天上の方に、許しを乞うんだよ」

ちなみに、ユダヤ教では「神」(=ゴッド)と「発音することすら」許されてないのです。

だから、
・天上の方
とか、
・高貴なる方
みたいな、もってまわった言い方をする。

んで、米人といえばこのフレーズ、
「オーマイガーッ!!」(=Oh, my god!)
も叫べないので、
「オーマイグッドネス」
とかに言い換えるわけです。


まあそれはいいのですが。


ということで、本日は日没後に爆食するわけです。
断食あけの。

今日はチキンの丸焼きにしようと思っているのだが、もうひとつ、チキンの2乗になってしまうが、
「チョップド・レバー」も作ろうと思う。
(写真は使いまわし。まだ喰ってません)

この、チョップド・レバー、鶏のレバーを軽く炒めて細かく砕いた、いわば「鶏レバーのペースト」みたいなもんだが、ユダヤ料理にしては珍しく美味しい。

彼らは普通、これをサンドイッチにしたりして喰う。

ユダヤ人といえばチョップド・レバー。(註1)
チョップド・レバーといえばユダヤ人。

それくらい、ユダヤ色の強いメニューでやんす。

パーチー用ディップにもなるので、ご紹介。


chopped lever

純正ユダヤ系② チョップド・レバー


出来上がり約2カップ分


○材料
  • 鶏のレバー(生・新鮮なもの) 400g
  • サラダオイル(本当は、チキン・ファットを使う) 1/2カップ
  • たまねぎ 中1個 粗いみじん切り(今回はレッド・オニオンを使用)
  • マディラ・ワイン(ドライ) 大さじ2

※マディラワインがない場合は、ドライ・シェリーで代用可

※それもない場合は・・若干味が違ってくるけど、ブランデーでも・・・

※それもない場合は、ユダヤ風じゃなくなるが、白ワインでも・・・

  • タイム(フレッシュ) 小さじ1
  • 塩 小さじ1
  • イタリアンパセリ みじん切り 大さじ2程度
  • たまご 2個 固ゆでにし、粗く刻んでおく

○作り方

1. レバーを洗い、中火にかけたフライパンにサラダオイル大さじ1を敷き、表面の色が変わるまで5分程度炒める(中がピンク色のままになるよう、絶対に炒めすぎないように⇒キモ)

2. レバーを取り出して大型のボウルに移し、同じフライパンにサラダオイルを大さじ2程度敷いて、たまねぎを10分程度炒める

3. マディラワインを加え、15分ほど煮立てる

4. 上記をレバーに加える

5. 固ゆでたまご、パセリ、タイム、塩・こしょうを加え、残りのオイルを加えたら全体をざっくりと混ぜ、フードプロセッサーでチョップする(くれぐれもペーストにしないように・・・その一歩手前でとめるのがキモ


オリーブなどと一緒に飾り付けて、できあがり~



★ご参考まで:マディラ・ワイン

マディラが楽天にでてたのでご紹介。(でもラベルを見る限りSWEETなので、チョップド・レバーにはお勧めできないかなー)



詳細はコチラ↓

マディラワイン

マディラといえば、フランス料理の正統・マディラソース。

でも、マディラをソースに使うのはフランス人と日本人だ
けで、ほかの国の人は「飲んでる」とか。


ちなみに、「レバー」をそのままカタカナで発音しても、通じなかったりする。
どちらかといえば「リバー」と発音してやってくだされ。
一発で通じます。
(ればーと発音すると、じぇんじぇん違うものと勘違いされたりしもす)

いやはや、これから年末に向かって、ユダヤ行事が増えます。

おかげで?昨日、激かわいいこじろうの写真が到着したのだが、本日はうpしませんでしたー
明日にでも・・・


ユダヤ人と友達になったおりには、上記チョップド・レバーを振舞ってやってください。

涙するでしょう。


註1)チョップド・レバーに涙するのは、東ヨーロッパから来た「アシュケナーゼ」と呼ばれる東欧系ユダヤ人です。
地中海方面(イタリア~イスラエル)から来た「セファーディック」に作ってやっても、
「何このシンキくさい料理」と言われるかも。