折々のうた 俳句編(一)大岡信 「折々のうた」俳句のみを集めた(アンソロジー)が出た。 名句ばかりズラズラ並んでいるので読んでいて圧倒される。 解説も詩人だけあって句に劣らず読み応えがある。 芭蕉はやっぱり神さまだね。 行春や鳥啼魚の目は泪 蛸壺やはかなき夢を夏の月 夏の夜や崩れて明し冷し物 一家に遊女もねたり萩と月 冬の日や馬上に氷る影法師 梅若葉鞠子の宿のとろろ汁 物いへば唇寒し秋の風