フロントエンドエンジニアの水野(@pocotan001)です。
6月21日、フロントエンドエンジニア向けの勉強会Frontrend in Nagoyaを福岡に引き続き、名古屋にて開催しました。本稿はそのレポートになります。
名古屋のWebコミュニティHTML5NAGOYA協力の下、約100名の方にご参加いただきました。
フロントエンド・エンジニアのスキルマップと育成のはなし(佐藤 歩)
フロントエンドエンジニアとはなにか、と言う問いかけから始まり、フロントエンドエンジニアが考えなければいけない領域について幅広く触れたセッションでした。
特に、自身の体験を踏まえた育成のケーススタディは、話題自体が貴重なこともあり、ひときわ参加者の興味を引いていました。
アメーバにおけるパフォーマンスの考え方およびその運用手法(泉水 翔吾)
フロントエンドのパフォーマンスにおけるトレンドを包括的に抑えつつ、弊社での運用事例を織り交ぜたセッションでした。
チーム開発において、どのようにパフォーマンスを担保するための施策を行ってきたか。実際に弊社で成果を挙げてきた手法なだけに説得力のある内容でした。
ソーシャルゲーム開発における運用とそのツール(杉本 吉章)
とりわけ息の長いソーシャルゲームのプロジェクトを例に、開発と運用手法について取り上げたセッションでした。
メンテナンスの難しさ、技術的負債が浮き彫りになりやすいチーム開発において、どのように解決すべきか、またその考え方について多くの参加者が耳を傾けていました。
CSS設計とWeb Components(谷 拓樹)
堅牢なCSSを書くための設計や考え方を中心に、真新しいCSSの仕様やWeb Componentsにも触れるなど、幅広い内容を取り上げました。
コードベースの内容にもかかわらず、可読性の高いスライドとわかりやすいスピーチで好評のセッションでした。
ライトニングトーク大会
各セッション終了後は、名古屋の勉強会では恒例(?)のライトニングトーク大会が行われました。
node-webkitやaltJSをテーマを取り上げるスピーカー陣の濃さもさることながら、時間終了のドラを鳴らすドラ娘までもが登場し、なかなかに印象的なものになりました。
最後に
お世話になった地元スタッフの方々、および参加者のみなさまに厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました!
そして余談になりますが、今回の登壇者4名を含め、Frontrendのメンバー計10名による共著フロントエンドエンジニア養成読本が7月2日に発売されました。
今回のセッションで取り上げられたテーマはもちろんのこと、フロントエンドエンジニアに必要なトピックを幅広く推し並べた、網羅的な内容の一冊です。
興味を持っていただけた方は、お手に取って頂ければ幸いです。
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