確かに、私も仕事を請け負っていてそのように感じるシーンは多いです。
ただ、一つ不思議なのが、なぜこのように毎年コロコロ変わるのか?という事です。
新卒で入った社員が戦力になるのは、もちろん業種や職種にもよりますがだいたい3年目から。
しかも、採用してから入社までは1年近くあるにも関わらず、今現在人が足りないからといって、少しの景気の変動で急激に新卒採用数が増減するのは非常に疑問を感じます。
思い返すと、バブル崩壊から就職氷河期がずっと続いていましたが、2006年頃から状況が良くなり始め、2008年には今年と同じく売り手市場でした。
この頃の採用コンサルタントは、今後はしばらく売り手市場が続くと分析していました。
ただ・・・結果としてはその後のリーマンショックによる超買い手市場。
2008年の大量入社組は、仕事がなく苦労しているという話を聞く事もありますし、その為に翌年以降の新卒採用は抑制される事になりました。
そしてまた今年の売り手市場。
なんというか、もうちょっと大局観を持った採用は出来ない事かと疑問に感じます。
今年大量に新入社員が入社しても、また景気が悪化したら同じ道を歩むのは目に見えています。
このしわ寄せは、来年以降に就職活動をする学生にくるでしょう。

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