それは、「公務員の方は世の中流れに疎い」人が多いという事です。
私が大学生だった10年前と比べて、就職活動に親の影響が大きくなっているのは感じているので、その辺りの話を聞く事がよくありますが、公務員の親はたいていが20年前の価値観のままという印象です。
学生自身がやりたい事をやれる企業を選ぼうとしても、終身雇用、年功序列の企業でないと認めない話を何件か聞きました。
以前にも何度か書いたと思いますが、この5年の変化の早さを感じていたら、40年後まで確実に残っている企業なんてあると思う事自体が滑稽です。
例えば、カメラ。デジカメの登場でフィルムメーカーは潰れたり業態を変えたりし、さらに今では携帯のカメラの高機能化でデジカメすら必要なくなっている現実。
弁護士や公認会計士などの仕業でも低所得かが進んでいる現実。
それまで必要だったものが、新しい技術やサービスの登場で唐突に必要ではなくなる事も今後どんどん増えるのは間違いありません。
そこまで「終身雇用、年功序列=安定?」にこだわるなら、公務員以外に選択肢はないと思います。
私が考える安定は、自分のスキルや知識を高めて何があっても必要とされる人になる事だと思うので、意味合いが全く違いますけどね。
学生の方には、何が本当に大切なのかをよく見極めて頑張って欲しいと思います。

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