グランフロントのナレッジキャピタルは意外と(?)順調のようです | 大阪をより楽しい街にする起業!

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日本の最先端を走る都市の為にいち早く衰退を迎え悪いイメージを持たれがちですが、客観的に見るとインフラが発展していて都心にも出るのも自然や歴史・文化に触れるのも容易、非常に住みやすい都市大阪。この魅力的な街で起業して成功するぞー!

昨年の4月にJR大阪駅の北側にできたグランフロント。
このグランフロントの中核施設として注目を集めているナレッジキャピタル。
※ナレッジキャピタルって何???という方は、公式サイトをご覧ください。
http://kc-i.jp/concept/


本日の日経新聞の記事によると、このナレッジキャピタルが順調に推移しているようです。
ここ発の新規事業が色々と生まれており、ベンチャーや中小企業だけでなく、大手企業からの注目も集まっているとの内容でした。

やっぱり街を活性化させるのは、新しいものや若い人だと思うので、新規事業が生まれる場として構想されたこのナレッジキャピタルが、実際にそのような機能を持っている現状は素晴らしい事だと思います。
正直な話をすると、これは大阪の行政が主導して行っている施設になりますので、私はまた失敗するんじゃないかと本気で思ってました。
起業家支援や新規事業支援の行政関連機関って、実は大阪だけに限らず全国に沢山あり、ほとんどが失敗している印象だからです。

まあ、ナレッジキャピタルの場合は、場所が非常に良いという事もあるんでしょうね。
元々の構想の一部でもありましたが、日本どころか世界的に見てもトップクラスの利用者数を誇る駅前の一等地、人目に触れやすい場所で新しい技術や新規ビジネスに取り組む、このコンセプトをもっと世界に発信して欲しいものです。

このままナレッジキャピタルが新規ビジネス創設機関としての役割を担ってくると、あと梅田に足りないのは若い力ですね。
茶屋町に大阪工業大学ができるのは非常に良いニュースですが、うめきた2期工事の一部に大阪市大か大阪府大(合併するとの話もありますが)、阪大の理系学部を持って来て欲しいなぁ。

これまでは理系学部は郊外、という時代でしたが、これからは都心部に理系学部を集める事が都市活力に重要になると思います。
研究機関とビジネスパーソンの融合が新規ビジネスを生む時代。



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