手術は17時頃から行われる予定でしたが、なかなか呼ばれず…
看護師さんに確認すると、前の手術が長引いているとのこと。
そこからも18時、19時と全く呼ばれず…
父も、「せっかく早期発見だったのに…死んでしまうよ。」とかなり落ち込んで行きました。
そして、20時を過ぎた頃ようやく看護師さんから
「呼ばれました。本当にお待たせしました。行きましょう。頑張りましょう。」
との声がかかりました。
「頑張ってね、大丈夫。」
しっかりと手を握って見送りました。
22時30分頃、先生が待合室に入ってこられました。
「手術は無事、終わりました。大丈夫です。
ただ、残念ながらくも膜下出血は手術すれば終わり、となる病気ではありません。今から2週間後まで、脳血管攣縮という合併症が起きる可能性が大変高くなります。出血した血が脳に浸透していくときに、脳が血管自体を細く縮めてしまい最悪の場合脳梗塞になる可能性があります。
今手術で一つ目の山を越えました。次は2週間無事に過ごすことが二つ目の山を越えることになります。頑張りましょう。
今、手術前と同じようにお話しできる状態です。また後ほど看護師がICUへお呼びします。」
その時は手術が無事に終わったことで本当に安心しました。
その後父に会うと、放心状態でした。
「本当に…今まで経験したことのない辛さだった。手術中、頭の中をずっと火花が散っていた。頭が熱くて苦しかった。今は、痛みもなく、すごく楽になった…。」
(父はカテーテル手術であり局所麻酔のため手術中常に意識がありました。)
楽になったという言葉を聞いて、その時は次の日から始まる地獄など想像もせず、、、、
安心して帰宅しました。