イラスト『北九州市市勢概要2018』
「子供達の夢、まちなみにうるおい」を合言葉に、地域の人達と消防職員の方々が共同で制作された壁画があります。

場所は小倉北消防署の熊谷主張所で、タイトル『未来へジャンプ』は松本零士先生のデザインです。

北九州市のシンボルフラワーひまわりと空の太陽で、北九州市の恵まれた自然を表現。

そして、機関車から新幹線、リニアモーターカーへと発展する構図は「子供の成長」「都市の成長」をあらしています。

ここは2014年に閉所しましたが、小倉北消防団第8分団の施設として残されました。

1988年に描かれた原画と2003年のメッセージ入り直筆サイン色紙は、小倉北消防署へ移し飾られています。

BARの御客のイケメン消防士さんが、昨年の8月に撮影して送ってくれました。

遅くなりましたが、平成から次の元号へ変わる前にアップできて良かったです。

小倉北区の隣り、小倉南区には松本零士先生直筆の墨彩画が飾られた『寿司 正』と云う屋号の御店があります。

寿司正さんの御姉さんが松本零士先生のクラスメイトで、50周年の御祝いに贈られました。

その御姉さんとは、メーテルのモデルとなった女性の御一人だそうです。

店を切り盛りされている職人さんが丁寧に教えてくださいました。

同じく、小倉南区にあるのは松本零士先生の出身校・福岡県立小倉南高等学校です。

過去の記事『青春』で紹介した、レリーフの原画が所蔵されています。

御訪ねすると担当の方は不在とのことなので、校内の硝子ケースに展示された直筆サイン色紙や関連書籍などを拝見しました。

原画の画像は、小倉南区自治総連合会より引用です。


福岡県の北部に位置する北九州市には、過去に幾度かアップしましたが、松本零士先生と関係する場所が盛り沢山。

是非、御時間が合えば北九州市の【聖地】を巡られてください。

海に浮かぶ人工島、北九州空港からのアクセスも快適ですよ。

尚、ここまでの画像は昨年の3月と6月に撮影しました。






さて、福岡県の南部には久留米市があります。

松本零士先生は青春時代を福岡県北九州市で過ごされましたが、生まれは福岡県久留米市です。

他に、松田聖子さんや藤井フミヤさん等々。

ここも、私にとっての【聖地】です。

藤井フミヤさんは、ザ・チェッカーズのデビュー前から久留米でバンド活動をされていました。

私の従兄が北九州のライブハウス『マーカス』の創業者だったせいもあり、とても親しみを持って今でも応援しています。

当時は私もブッキングライブなどを担当していて、様々なジャンルのバンドマンと将来の夢なんかを話していました。

みんな元気にしとうやろか?

そういえば、歌詞作りの参考書として松本隆さんの小説『微熱少年』をプレゼントしたこともあったなぁ~。

あの頃の写真を見て、私やマーカスを思い出してくれたら嬉しいです。


そして、3月4日の月曜日。

松田聖子さんに逢うため、福岡県久留米市へ・・・

久留米シティプラザ・ザ・グランドホールで開催される『SEIKO JAZZ 2』のコンサートです。

生演奏を鑑賞するのは「松本清張記念館開館20周年記念『砂の器』シネマ・コンサート in 北九州」から数えて99日目。

雨上がりの空、虹の架かった久留米に到着です。


開演は18時30分。

優しさに満ちた歌声が、ホール全体を豊かに響き渡ります。

まるで、透明な光を放っているかのようです。

JAZZコンサートは2部構成になっていて、15分の休憩を挟んだ後半は久留米弁でのトークが止まりません。

1981年﹙映画『さよなら銀河鉄道999』が公開された年﹚以来の久留米だそうです。

この施設が建つ前には、北九州を地盤とする百貨店『井筒屋』がありました。

デパートの屋上で遊具に乗ったり、レストランで御子様ランチを食べたりしていた場所で歌うことを感慨深く話される聖子さん。

子供の頃、ご家族でよく行かれていたのでしょうね。

コンサートのラストには、亡くなった御父様へも届くようにと、涙ながらに仰ぎ歌唱する姿は感動的でした。

その後のWアンコールも地元ならではのサプライズ。

終演は、予定を30分延長されて21時となりました。

幸福をまとった珠玉の時間に、心からの「ありがとう」

ジャズバンドもストリングスも、本当に素晴らしかったです。

観客の皆さんと合唱し、バースデイソングを贈れたことも忘れません。

ホール内の客席画像は、藤ウッドテック(株)のHPより引用。






因みに、『SEIKO JAZZ 2』は、2月20日に発売されました。

前作の『SEIKO JAZZ』に続き、新たなジャズアルバムが仲間入りです。

勿論、私の職場のBARでも聴いています。

BARでは他に、10曲中5曲の作詞作曲に参加した海外発売アルバム『WAS IT THE FUTURE』なども。

そんな松田聖子さんは歌手活動40年目で、来年が40周年です。

40周年と言えば、『劇場版 銀河鉄道999』﹙’79﹚は8月で公開から40年。

4月20日~29日﹙東京﹚と5月10日~12日﹙大阪﹚には、昨年の舞台『銀河鉄道999』の続編が開催されるので楽しみです。

これからも松本零士先生繋がりの記事をたくさんアップできればと思っています。






【お知らせ】
舞台『銀河鉄道999』~ライブ in 北九州2019~ 

<日程>
5月2日(木・祝)開場17:00/開演18:00

<会場>
北九州芸術劇場 大ホール(北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11 リバーウォーク北九州内)

<出演>
中川晃教、凰稀かなめ、平方元基、前山剛久、美山加恋、矢沢洋子、木下晴香、伊波杏樹、松本零士
※出演者は予告なく変更となる場合がございます。

<内容> ※内容は予告なく変更となる場合がございます。
・MC&松本零士によるご挨拶
・キャスト全員によるビフォアトークショー
・舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル~僕の永遠ダイジェスト版上映
・キャストによる楽曲歌唱
・地元合唱団による舞台版主題歌の合唱
・出演者全員による映画版主題歌の合唱

<主催>
舞台『銀河鉄道999』2019年北九州公演実行委員会

<協力>
北九州市