新旧タッグチーム・場外大乱闘 2020-01-20 05:30: | 勇気づけの嵐c6217139-08

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<日替り記事>

 

 

【Nが走る、ふたたび】

 

ピンが甘く分かり辛いですが、正面2枚窓が特徴の両運転台配給車クモル23050です。

 

50系荷物車クモニ13027から改造された豊橋名物でしたが、東海道線笠寺駅近くに住んでいた鉄ガキ時代に、目の前を1両で走って行く姿を観た時の驚き。

 

「壊れた電車が走っている!」

 

真ん中がスッポリ抜けてますからね。

 

その後、笠寺-大高間を走っている実車の姿を撮っています。

 

おそらく検査の為に大垣電車区から浜松工場へ向かう車を引き連れての回送列車でしょう。

 

この様な列車では、ねぐらで休んでいる牽引車を先頭に繋げますが、今回ご紹介の写真では配給車(クモル23050)を代用していますね。


ところでこれをよく見ると、後に続くクモハ40?、80系、153系共パンタを上げています。

 

この様に新性能・旧性能の車両を併結して駆動するのは回送列車ならではです。

 

牽引車みたく、それなりの策を施した旧型ベースの荷物電車を端っこにつなぐ事例はありましたが、それ以外の新性能・旧性能のいわゆる混結は、営業用途では滅多に見られません。

 

かつて、飯田線準急導入前の試運転で旧型車80系に挟まれたサハ153-1や、80系+153系併結の「上越いでゆ・草津」号等は例外中の例外です。

 

これは、主制御器に於ける限流値=自動進段タイミングやギヤ比による加速度、及びブレーキ性能等、走行特性の異なる車両同士を併結運転すると、加減速時に押したり引いたりの衝動や空転が発生し易いからの様ですね。


さて、「草津」号の方は渋川で切り離され、80系専用の電源車オハユニ71代用を介してSL・C11に牽かれ、非電化の長野原線に入る特殊運用だったのですが、「上越いでゆ」号の方をどうしても新性能化したかったので、この様な新旧併結編成になったのだとか。

 

国鉄時代の電車は、制御装置の基本部分が似ているので、例えば、電磁直通ブレーキ機能を止め、自動空気ブレーキ方式のみの使用と言った工夫をすれば、読み替え装置を持たなくても、特殊ジャンパ連結器使用で総括制御の併結運転自体は可能だった様です。

 

尚、運転台からの指令自体が異なる直接制御や手動進段の車両とは、特別な装置を介さない限り総括制御はアウトなので、そのまま強引に動力を活かして併結したい場合、機関車の重連みたく、それぞれに運転士が乗って合図しながら走るしかありませんね。

 

私鉄のイベント列車なんかで稀に事例があります。

 

また、最近どんどん高機能化している車両同士でも一筋縄では行かない様です。

 

さてさて、こちらをご覧下さい。

 

こんなのも撮ってました。

 

鳴海-左京山間にて、鳴海工場出場で5500系試運転列車の運転台のない側の先頭に付くのは、やはり旧性能のモ810です。

 

名鉄の新旧併結列車は大変稀にあった様で、それぞれに運転士が乗ったと説明がありましたが、このケースでは新性能車に運転台がありません。


国鉄流が名鉄でもできるとは!意外な編成でした。 

 

 

【音楽遍(偏・変)歴・ジャズ編・7】

 

さて、地元でのジャズに戻りましょう。

本ブログにも書いた内田修先生のお膝元、岡崎でのコンサートについて、名古屋出身のSF&ゲーム作家、高井信さんFC誌に寄稿した記事がありましたので、また以下に転載します。

3月21日、愛知県岡崎市の市制70周年を記念して、葵博なるイベントが開幕。

その会場内では、外科医・内田修先生のご尽力で実現した山下洋輔&葵博スペシャル・オーケストラのコンサートがあり、第1期・第2期山下トリオの森山威男さんも共演するとあっては、このチャンスを逃す訳にはいきません。

早速出かける事にしました。

そして、その時事件は起こったのです。

パノラマパックと言う格安?のクーポン券を手にして名鉄・新名古屋駅の豊橋方面ホームに来た時の事です。

あーっ!

一般人に混じってお一人で列の一番後ろに並んでいるのは、つい先日NHK教育TVでお見かけしたばかりの方...。

にじり寄り、思いきって声をおかけします。

「山下さん今日演奏されるんですよね。僕、今から観に行くところなんです」

「ああ、そうですか。どうぞいらして下さい。この電車は岡崎の方へは行きませんね」

「はいっ」

「僕は11時15分の特急に乗るんです」

少し緊張しながら、筒井さんの事でも話そうかと思っていてふと気が付きました。

隣の特急乗車ホームからなら並ばなくても乗れる事をお伝えしたのです。
自分も同行して案内するとか、車内で特急券買えば良かったかなとも思いましたが、演奏前の大事なお時間を邪魔しなくて、かえって良かったのではと思い直しました。

演奏の方は勿論大満足でした。

山下さんのバロック風フリーソロやボレロ、更には森山さんとの圧巻のかけ合いに大感激。

オーケストラは、生向委清志郎さんとも活動したドク梅片山コンビを含む編成で、スタンダード曲等にフリーソロをぶち込んで行きます。

なので、途中、山本リンダさんヒット曲のフレーズは飛び出すは、マイク争奪戦は始まるは、かんしゃく玉鉄砲は打ち鳴らすは、の反則技が次々繰り出され会場内は爆笑の嵐。

途中から乱入したギターの渡辺香津美さんも、アンコール曲ではサックス軍団と共に客席に飛び降り、これを受けて立つ観客は椅子の上に立ち上がって応戦。

最後は、場外大乱闘とあい成りました。

何も知らずに観に来たお子さんやおば様達は、さぞ恐ろしかった事でしょう。

御免なさい。(私が謝ってどうしようと言うのだ!)

 

さて、ここで山下さんのビッグ・バンドを少しお聴き下さい。

 

(続く)

 

 

<シリーズ・勇気づけの暮らし・7>

 

ユングとほぼ同時期にアドラーが、また後にフランクルもフロイトの元を去って行った事は良く知られていますが、その理論面もさる事ながら、持論に反するものを認めないフロイトの姿勢も影響していた様です。

 

この辺は正に、本ブログで書いた「私OK/あなたNO」の態度ですね。


気を付けたいものです。


ただ、他に誰もいない中、無意識に注目して研究を進めて行った先駆者としての大きな業績は、認めざるを得ないでしょう。

 

さて理論面等の主な相違をポイントだけ簡単に書き出してみます。


A:アドラー/F:フロイト となります。


A:意識と無意識は対立せず全体として目的に向かう
F:意識と無意識が心の中で葛藤し、症状等が起きる

 

A:性は行動の一部で対人関係に含まれる
F:性は本能として行動を無意識的に支配する

 

A:衝動、原因は認めるが、未来志向で無意識も含めた実存的選択で、劣等克服としての目的に向かう
F:人の言動はトラウマ、環境等、過去の原因、そして性衝動に受動的、機械的、防衛的に反応するもの

 

A:勇気づけし、操作的になる事のない様、代替案を一緒に考え短期解決に繋げる

F:原因に気づかせる療法なので改善は長期戦になる

 

A:誰でも使え、効果がすぐ分かる技法が充実している
F:一般の人は、理論を読み物として楽しむだけで終わってしまう

 

A:自己肯定感、貢献感、所属感等の共同体感覚を強くして幸福を目指す
F:人は社会と妥協して生きている存在

 

と言ったところでしょうか?

 

ポイントは、同じ原因、環境等に遭遇しても、現れる言動は人様々。

 

フロイトが科学的と宣伝し、熱意を持って築いた理論も、どうも普遍性に疑問が残ります。

 

アドラー派は、原因追及に終わらせず、操作感のない尊敬信頼の中で、建設的な選択をして目的に自力で向かえる様、導き援助します。

 

それから、フロイトは、様々な問題の原因となっているとする性衝動をトレードマークとしていますが、アドラー派はこれすら例外でなく、相手の事を思い、利他的な態度で接する事で、心の健康を目指します。

 

アドラーに師事していたフランクルの「反省除去」と言う療法では、自分より相手の快楽に心を向ける事で、性的不能の治療実績を上げていますね。

 

アルフレッド・アドラー

(1870-1937)

 

ジークムント・フロイト

(1856-1939) 

 

(続く)

 

 

<シリーズ動画の旅・33>

 

前回記事に登場の米原からは福井鉄道へ向かっています。

 

北陸鉄道・金沢市内線から名鉄・岐阜市内線にやって来て20年活躍したモ560型がまた北陸にUターン。

 

モ562の表示もそのままに、福井鉄道の軌道線で運行後、イベントで鉄道線を走行しました。

 

(続く)

 

 

<鉄道動画集>

 

YOU TUBE「スヌーピー1」からご覧下さい。

 

 

<プロフィール>

 

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本ブログ中、横300サイズの小画像はお借りしたものとなります。

 

ベストセラー書「嫌われる勇気」で大ブレークを果たしたアドラー心理学では、困難を克服する活力を与える「勇気づけ」をとても大切なものと考えています。


本ブログは、夫婦関係、子育て等の困難から救われた自らの経験を活かす為、幸福を目指すこの心理学の案内役となり、各種ワークショップやカウンセリング等への橋渡しができればとの思いでスタートしました。

また、勇気づいた人の象徴的存在である嵐の活動、旅や趣味の世界等についても合わせて綴っていますので、同好の方にお楽しみ頂けたらと思います。

巻き起こせ!

 

勇気づけの嵐。