信頼のデンバー土産 | 勇気づけの嵐c6217139-08

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勇気づけの嵐

 

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ベストセラー書「嫌われる勇気」で大ブレークを果たしたアドラー心理学では、困難を克服する活力を与える「勇気づけ」をとても大切なものと考えています。


本ブログは、夫婦関係、子育て等の困難から救われた自らの経験を活かす為、幸福を目指すこの心理学の案内役となり、各種ワークショップやカウンセリング等への橋渡しができればとの思いでスタートしました。

また、勇気づいた人の象徴的存在である嵐の活動、旅や趣味の世界等についても合わせて綴っていますので、同好の方にお楽しみ頂けたらと思います。

巻き起こせ!

 

勇気づけの嵐。

 

 

<重要なお知らせ>

 

【記事再掲載のご案内】

 

本ブログに移行して来る前の記事を現在時刻で再掲載したところ、多くの方にご覧頂き好評でした。

 

そこで、最初に戻って再々投稿して行きたいと思います。

 

既にご覧頂いている方々には、はなはだくどい事になってしまいますが、続けてすぐに新規の記事を投稿しますので、少々お待ち頂けると有難いです。

 

その際、本記事はオリジナル日付2018年7月30日に変更しこちらの記事一覧に加わって行く事になります。

 

 

<日替わり記事>

 

 

【夏疾風】

 

酷暑の折、「夏疾風」の様に、いち早く被災地の応援に駆けつけた嵐メンバー。

 

避難している方々と同じ目線で懐に飛び込んでいる様でした。

 

長期の支援が続く事でしょう。

 

 

<シリーズ・自由研究ノート>

 

 

【お断り】

 

本シリーズでは、今までのキーワードシリーズと異なり極私的見解が多く含まれて来ますし、にわか学習による誤認もあり得ます。

 

なので、アドラー心理学についても触れている、色メガネを通して書いたエッセイとお読み取り頂ければ有難いと思う次第です。

 

 

【勇気づけの嵐・12】

 

7)1992*4##111(二宮和也ソロ)/詩:二宮和也 ’10.8

 

・「好きな人にも嫌いな人にも同じだけ伝わる、この言葉はそう唯一の魔法かも知れない」

 

メンバー二宮さんの詩です。

 

私は歌詞全体から謎を解きましたが、携帯のキー操作がヒントです。

 

暗号になっているタイトルが「この言葉」とイコールであって、歌の中ではほのめかしだけで、直接出て来ません。1)や3)で取り上げた解説がここでも使えます。

 

日本人はこの「Thank you」より「Excuse me」をついつい使ってしまいますね。

 

早く謎解きをして、相手の貢献感を高めるのに貢献する「この言葉」をどしどし使って欲しいものです。

 

ところで「好きな人にも嫌いな人にも」と言うところにも注目したいのですが、味方だけを大事にしているだけでは、共に生きる為の、無条件の信頼にはならないと言う、共同体感覚の思想と全く同じですね。

 

行為を憎んで行為者を憎まずと言うアドラー心理学の考えに繋がって来ます。

 

相手の言動が受け入れられなくても、人格攻撃は禁物です。

 

信用は証拠があって初めて相手を認めますが、信頼は無条件で、証拠という見返りを求めません。

 

アドラーの著書「生きる意味を求めて」の劣等コンプレックスのところでは、次の様な表現もあります。

 

「人間の精神生活に於ける共同体感覚を促進するものである『汝の隣人を愛せよ』を理解しない人、即ち『内なるならず者』を人間の中に発見する事だけに努力し、ただ狡猾に、見つかる事や罰せられない様に隠れている人...」これは自分だけしか信頼できていない人の事ですね。

 

・「一人でここまでやってきた訳じゃないから」

 

共同体感覚を持って建設的に生きる事は、お互いに信頼、貢献し合って協力し合う事に繋がり、その結果、感謝が生まれて来ます。

 

また、人間は神ではないので不完全な存在だと、自ら謙虚に認める事が、愛のある幸福な生き方になります。

 

自分の力だけを信じて、他人の足を引っ張り上に立とうとしたりする、そうした傲慢な生き方は不幸なのです。

 

(続く)

 

 

【アドラー心理学と信仰・愛について(対神関係論)・12】

 

<共同体感覚と聖書の言葉>

 

ここで更に整理明確化の為に、⑤の軍医の出来事 → その時誕生した共同体感覚の基本要素、をキーワードとして〔 〕内に示し、③洗礼 → 関連が深い聖書の言葉、④論文1 → 適切行為のガイドライン、を繋げてみたいと思います。

 

先に取り上げた「受けるよりも与える者が祝福される」の様に、アドラー自身が直接引用している言葉も有りますが、多くの著書が出版されている訳ではないので、自分なりに調べてみたものもここでは挙げてみます。

 

⑤〔信頼感〕

 

③聖書

 

・「隣人を自分の様に愛しなさい」(ルカ1:27)

 

これは勇気づけ勉強会「ELM」にも出てくる I am OK. You are OK. の思想ですね。

 

旧約にもこの言葉はあるのですが、「隣人とは誰か?」と律法学者に問われて、イエスは、当時敵対していたサマリア人に助けられた、半死半生のユダヤ人の怪我人のたとえを話をされます。

 

怪我人の隣人はサマリア人ですね。

 

つまり、味方だけを大事にしているだけでは、共に生きる為の、無条件の信頼にはならないと言う事です。

 

孔子の「罪を憎んで人を憎まず。」という言葉も分かりやすいですが、上項【勇気づけの嵐・12】にも書いた、行為を憎んで行為者を憎まずと言うアドラー心理学の考えに繋がって来ますね。

 

・「この息子は、死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから」(ルカ15:1124

 

放蕩息子のたとえ話です。

 

ある人に二人の息子がいました。

 

弟の方が親が健在なうちに、財産の分け前を請求しました。

 

そして、父は下の息子の要求通りに与えました。

 

そして、下の息子は遠い国に旅立ち、そこで放蕩に生きて散財しました。

 

大飢饉が起きて、その放蕩息子はユダヤ人が汚れているとしている豚の世話の仕事をして生計を立てます。

 

豚のえささえも食べたいと思うくらいに飢えに苦しみました。

 

我に帰った時に、帰るべきところは父のところだと思い立ち、帰途に着きます。

 

父は帰ってきた息子を走りよって抱き寄せます。

 

息子の悔い改めに先行して父の赦しがありました。

 

父親は、息子のために祝宴を開きます。

 

しかし、兄はそれを妬んで父親に不満をぶつけ、弟を軽蔑します。

 

兄は父親にたしなめられます。

 

この物語の主題は、差別されている者を受け入れて、神に逆らった罪人を、迎え入れてくださる神の愛ですね。

 

赦しはキリスト教の教えの中でも重要なものですが、信頼有ってこその行動ですね。

 

アドラー心理学の正すべき行為と受け入れるべき行為者を分ける思想に繋がって来ます。

 

本ブログにも以前書きましたが、岩井俊憲先生の著書「勇気づけの心理学」には、覚醒剤でどん底に転落した娘さんを信頼し、見事に更正に導いた事例が載っています。

 

・「兄弟の目の中にあるおがくずは見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか」(マタイ7:1)

 

相手をよく責める人は、自分が同じ事をしているのに気付いていません。

 

自分が服を椅子の上に放りっぱなしにしておいて、子供におもちゃを片づけろとは言えないのです。

 

相手が自分の子供でも、横並びの信頼感で人格を尊重する事が大事です。

 

・「あなた達の中で罪を犯した事のない者が、まず、この女に石を投げなさい。」(ヨハネ8:3)

 

有名なマグダラのマリアの話ですね。

 

姦通の罪を犯し、律法によって石打ちの死刑にされかかっていた女が連れて来られた時にイエスが言った言葉です。

 

ひとつ前の例のおがくずと同じで、これを聞いて誰も石を投げる事ができず引き下がります。

 

イエスは女の罪を赦し、マグダラのマリアは回心してイエスにずっとついて行く事になるのです。

 

人間の不完全さに気付き、自ら、あるいは、お互いに認め合った上で変わって行く事の重要性が説かれています。

 

・「父よ、彼らをゆるしてやってください。そのやっていることが分からないのですから」(ルカ23:34)

 

自分を十字架にかけた人たちについてのイエスの祈りです。

 

人々の罪を自分の肩に背負って、赦しを乞うと言う、崇高な祈りですね。

 

究極の信頼です。

 

④適切行為

 

・「勇気づけと賞賛は脅しに優る。」

 

最近使われている子育ての為のプログラムでも

 

1) 賞-ほめる-上から目線の評価

 

2) 罰-しかる-力で従わせる

 

のどちらも禁じ手としています。

 

代わりに、横並びの共同体感覚で共感し勇気づける、様々な技法が紹介されています。

 

どんなにひどい事をやらかしても、子供・隣人は愛すべき存在です。

 

(続く)

 

 

<シリーズ・アメブロ過去記事の復刻>

 

嵐・大野さんのラジオから1つ目。

 

 

「あ/今日の一言カモン!


「水清ければ魚(うお)棲まず」

(BGM♪誰も知らない♪)

 

「なるほど。これは、「綺麗すぎる水に魚は棲まない」と言う事から、えー、あまりに正しい事を主張していると、他人と仲良くなれないと言う意味のことわざです。あぁぁ。なんか分かる気がするなぁ。うーん。ふふっ。」

 

アドラー心理学の現象学理論を幾度かご紹介していますが、独善的な自己概念「私の考えは何でも正しい」に要注意ですね。

 

もうひとつ。

 

「ひたむきに生きる親の姿こそ子供にとって何よりの教育/井深大」

 

大野さんは趣味や今の仕事に繋がる様々な事が両親の影響に拠るものだと振り返り、「いかに、子供ん時に、色んな事やるって、やっぱ大切かなと、ねっ、思うよねぇ。」と語っています。

 

さて、ここでインタビュー等から大野さんの家庭を考えてみます。

 

「「勉強しなさい」とか、「学校に行きなさい」とか、そういうことはいっさい言われなかったな。イヤなことを無理してやっても仕方ないじゃない?っていう考え方だったみたいで。しいて言えば、父ちゃんも母ちゃんもよく笑ってた。バカ笑いをするんだよ(笑)。そういう家庭でボクは育ちました。」

 

お母様は「本人が好きな事をするのが一番ですよね。親がいろいろ言っても、子供が納得しなければ、ちゃんとした子育てとは言えないのでは」と言われてます。

 

ライフスタイルの形成に於いて、平和的な家庭から、子供を信頼する親の価値観をそのまま引き継ぐケースの好例だと思います。

 

またアドラー流では、安全面の問題は除き、結末が子供にだけ降りかかる課題に対しては、相談を受けるまで親は口出ししないという技法を学び、これを使って自立を目指します。

 

ここでも子供を信頼し、横に並ぶのですね。

 

アドラーは、息の詰まる様な伝統的な権威主義的な教育に反対で、教育改革に取り組んで来ました。

 

ヒューマンギルド岩井俊憲先生の著書「勇気づけの心理学」の中に、困難を克服する為の自己勇気づけの一つとして、勇気づける人と接する事を述べ、勇気づける人のポイントをいくつか挙げられていますが、一つに、「恐怖で動機づけず、尊敬と信頼で動機づける」と言う特徴を示されています。

 

先に挙げたインタビューから、大野さんご両親は正に勇気づける人であり、家族の信頼感、平和的雰囲気、共同体感覚が良く伝わってきますね。

 

嵐メンバー皆に共通して言える事ですが、こういった家庭から、好ましいライフスタイル、仕事の成功が導かれている事がよく分かります。

 

 

<シリーズ・シゴトテツゴトの旅・2>

 

横浜の親会社工場へ技術応援で赴任した際、一緒のチームだった方々とはかなり親密になり、東京へアルバート・コリンズや渡辺香津美のライブを観に行ったり、誘い合わせてご自宅にお邪魔した方も何人かいらっしゃいました。

 

私がこちらに戻ってからも親しくして下さり、その時のチームメンバーから、上司も含んだ5人程の有志を募り、名古屋-南知多-伊良湖-伊勢の1泊ツアーに車でお出でになったので、ご一緒させて頂いたりしたのです。

 

赤福本店はともかく、師崎の「まるは食堂」本店をリクエストされたのに少々びっくりしましたが。

 

ところで、その時いらしたした上司は、仕事に関して異常なまでに厳しい指示をされる方で、困惑した事もしばしば。

 

でも、その内容が実に理に適っているので、信頼感はありました。

 

なので、再会旅行もジョークの応酬等で楽しめたのです。

 

それから赴任当時の思い出ですが、川崎の研究所にいらして、趣味を越え貨車研究の第一人者として貨物鉄道博物館館長や雑誌連載等で活躍された故吉岡心平さんとも、伊勢佐木町で杯を酌み交わす事ができましたが、これは、そのツアー・リーダーの方が吉岡さんと慶応鉄研のお仲間だったからです。

 

慶応鉄研と言う事で、吉岡さん同様、鉄熱半端なかったですが、特に熱心だったのが、アメリカのSL保存鉄道でした。

 

ところで、これも戻ってからの事ですが、私の初海外遠征は技術打ち合わせの為の出張でした。

 

この時訪ねたデンバーやコロラド・スプリングスは、先の磯子赴任当時よく話に聞いていたデュランゴ・アンド・シルバートン保存鉄道も遠くはないです。

 

何か土産話ができるかなと思ったんですが、如何せんハードスケジュールで、鉄分はほとんど0%の旅。

 

辛うじて保存SLの絵葉書をホテルでゲット!に止まり、お土産として送らせて頂きました。

 

てな訳で、不発の外鉄話から始めましたが、この時の記憶に残る鉄なしエピソードを少しだけ。

 

先ず、往きの機内ですが、かなり空いていたので、後ろの席へ移ってゆったり読書していたら、黒人のCAさんが隣に座り、本を指して、縦、横どちらに読むの?と聴いて来ました。

 

残念ながら、当方、英語不自由人の為、それ以上話は発展しませんでしたが、いきなりのカルチャー・ショックでした。

 

言葉がスラスラだったらいいムードで楽しめたでしょうに!

 

現地では、相手会社の日系人通訳の方がいらしたのと、途中で、長期出張中の海外ベテランさんと合流した事もあり、順調に進みましたが、やはり初心者としての驚きがいくつか。

 

先ず、人は勿論、ステーキを始め、設備等、全てがビッグサイズな事。

 

仕事中なのに、相手先から、昼食でビールをご馳走になった事。

 

ホテルのバーでは、カップルの多くが、濃厚なチューを交わしていた事。

 

デンバー国際空港までのタクシー運転手が、中国服を身にまとった謎の人物であった事等々。

 

最後はLAにも我が社の出先訪問の為滞在したのですが、そこのボスが男色家との事で、これまた得難い体験。

 

フツーの気の良いおっさんでしたが、まあ本場ですからね。

 

面白かったのは、帰りのロス国際空港土産店で、我がポンニチ出張族らしき人物が、たどたどしい英語でやり取りをしていたそのすぐ横で、私が日本語で買い物をしたのでびっくりされた事。

 

初海外にも拘わらず、ベテランさんの事前情報でかなり助けられた旅でした。

 

(続く)

 

 

<鉄道動画集>

 

YOU TUBE「スヌーピー1」からご覧下さい。