しっかりしたお姉ちゃんを辞める!って決意して、
母の役に立つことにより、自分がかまってほしかったと思っていたけど、
本当に母を守りたかった。
母と子が逆転してた。
子どもってけなげだよね。
そういえばいつごろかわからないけど、
二つ下の妹とちょっと遠い大学病院へ行って、電車で帰ってきたことを思い出した。
そのときの乗り換え駅で、妹がいつも肌身離さず持っていたモンチッチを忘れた。
妹がモンチッチを持ってたということは、小学校低学年か中学年だから、
きっと私は大きくても中学校へ入るか入らないか。
あと、妹が入院したことがあって、その時に私が付き添いで泊まった。
数泊だったような気がする。
その時はもう少し大きかったかもしれないし、同じような年齢だったかもしれない。
とにかくそんな小さい子に任せるかな?って思った。
その時に重荷だとか不安だったとか多分なかった。
当然のように母を助ける長女をしていたんだと思う。
そうしたら、私も長男に次男を一緒に工作教室に連れて行ってもらったことを思い出した。
私がすごく具合が悪くて寝てるだけしかできなかったとき。
夏休みどこも連れていけないので、二人で行ってもらった。
少しでも楽しめることがあるといいなぁと思って。
家にずっといられるのもつらかったのかもしれない。
長男と次男は5つ離れている。
多分長男が高学年の時か?
それでも今思えば小さい子を連れて行くのは大変だったのではないかと思い、
申し訳ない気持ちになった。
私は母親と同じことをしていた。
でも、ただ次男を押し付けたわけではないから、
ちょっとは違うのだろう。
長男はしっかりしていて、家のことも色々やってくれた。
食事が作れないことも多かったので、買い物に行ってくれたり、
本当に感謝しかない。
今日は長男が就職のオンライン面接だった。
スーツじゃなくていいと思ってたけど、それは他の会社と間違えてて、
別に何も書いていなかったからスーツ?って言ってたので、
そんなのもちゃんと読まないで!って怒りが湧き、
いかに第一印象が大事かをこんこんと言い聞かせたが、うるさかったと思う。
長男はしっかりしたお兄ちゃんだったよね。
その過去の病院の記憶は、母のことひどいとかは別に思わなかった。
もしかしたら後で怒りが湧いてくるかもしれないけど。
長男のことで、申し訳なかったより感謝が大きかったことと関係しているのかどうかわからないけど、
もしかしたら自分責めが少なくなってきたのかもしれない。
母親に対しても。
ただ仕方なかったんだなー。
私たち家族大変だったけど、協力して頑張ったよねって思えたことがよかった。