東京医科大八王子医療センター(東京都八王子市)は22日、都内で記者会見を開き、同センターで生体肝移植手術を受けた患者の約4割が術後早期に死亡していたことについて、「リスクの高い症例を選択するなど、責任者としての慎重さに欠けていた」として、臓器移植外科・一般外科の長尾桓(たけし)主任教授を停職3か月の処分としたと発表した。

 すでに退職している元センター長と元准教授の2人は厳重注意にしたと発表した。

 同センターでは2000~07年に計52例の生体肝移植手術を実施したが、19例で患者が退院前に死亡し、1例では術後3か月以内に死亡していた。日本肝移植研究会の報告によると、生体肝移植で術後、患者が1年間生存した割合は約8割とされており、同センターの生存率は著しく低かった。

 同大は死亡が相次いだことを受けて07年10月に生体肝移植手術の実施を中止し、同年に外部の専門家をまじえた検証委員会を設置。検証委がまとめた報告書では、同センターが難易度の高い症例を多く実施していたとしながらも、肝動脈をつなぐ処置など医師の技術力に問題があったことや、術後の管理体制の不十分さなどが指摘された。

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