二極化する推し活事情 | 坂道ぶろぐ 2011

二極化する推し活事情

ヤフーニュースにて以下のような表題の
ニュース記事を見かけました。

物価高でチケ代高騰
二極化する「推し活」事情
これでも日本はまだ安い?


ポイントは「二極化」という部分・・・
チケット代の値上がりや物価の上昇で、
「推したい気持ちにお財布が追いついて
いかない」
という人もいる、と。

まぁわかると言うか、ファンビジネスを
前提にしている業界の場合、基本的には
いっぱいお金をつかった人が偉いと、
そういう構造ですよね。
そりゃあ、100円の商品を買うよりも
1万円の商品を買うお客さんの方が、
相手側としちゃ嬉しいのは当たり前だし、
そういう人を上顧客と考えるのも当然。
お金を注ぎ込めるだけの余裕のある人は
そりゃガンガン注ぎ込むでしょう。

でも消費者の立場から言うなら、入って
くるお金(の額)が変わらないのに、
出すお金だけ増やす訳にはいきませんし、
お金を使うことに関して言えば、
家族持ちは独身貴族には絶対かなわない。
逆立ちしたって勝てません。
なので、ヒクソングレイシーのように、
勝ち目の無い戦いは最初からやらないと、
「やるべきじゃない」というのが、
ハヤブーの考え方です。


(2018年9月16日撮影)

いすみ鉄道は、かつては「ローカル線は
ファンビジネス」
と言い切り、そうした
商品・サービスの傾向が見られましたが、
この4~5年はそれが薄れてきて、
推し活に投資できない立場の自分的には
今の方がやっぱり心地良く感じます


推し活はね、楽しいうちは良いんです。
でも、やってる事は例えばホストクラブ
なんかと本質的に同じですから、
超兵器R1号の話と同じで、
ちょっと間違えば血を吐きながら続ける
悲しいマラソンになりかねない。



当のファンビジネスを展開してる側は、
そんなの知ったこっちゃないでしょうが。