とっさに出てくる言葉 | 坂道ぶろぐ 2011

とっさに出てくる言葉

4月27日のいすみ鉄道でのお話です。
午前中、久我原駅から臨時902Dキハ
に乗車した時の出来事
ですが。



車内は901Dより混んでおりましたが
座れない程ではなく。
お客さん側も、よほど混めば別ですが、
基本的に通勤電車のようにビッシリとは
座らないじゃないですか。
ハヤブーは余裕のあったロングシートの
優先席(後方入口付近)に着席しました。

国吉駅まで乗るつもりでしたが、
その一つ手前、上総中川駅に停車した際、
小さな男の子を抱っこした若いご夫婦
乗車されてきまして。
深く考えずにとっさに「どうぞ」と、
そのご夫婦に席をお譲りしたんですね。
車内に他に二人分座れそうなスペースは
無いだろうと思いましたので。

今思えば、自分が座っていたのは優先席
でしたので、まぁ、普通というか、別に
席をお譲りしても自然だったのかと思い
ますけど、そのご夫婦からお礼の言葉を
頂戴したのはもちろんのこと、
検札のためそこに居合わせていたキハの
アテンダントさんからも、
「ありがとうございます」と。

この日のアテンダントさんは若手の男性
社員(二人組)でしたが、
ご自身が直接的な当事者ではないのに、
よくとっさにその言葉が出てくるなぁと
感心してしまいました

ハヤブーは、自分が直接的な当事者なら
(席を譲ってもらった側なら)
そりゃお礼の言葉は出てきますが、
似たケース、お客さんからお客さんへの
厚意に遭遇したような場合に、とっさに
お礼の言葉が出てくるのかって、
正直かなり微妙です。
それで後から「あの時に言っておけば!」
って悔やむパターンですね(笑)



要は、自分にはできない(かもしれない)
ことをサラッとやってのけたその彼に、
自分より二回り以上若い男の子でしたが、
「この子はスゴいなぁ!」と。
リアルに感心してしまったワケです。
先輩からのご指導が良いのか、あるいは
彼のポテンシャルの高さなのか、
いすみ鉄道の若い社員さんはスゴいです
ご対応ありがとうございました。