禊は無くて良いのか2 | 坂道ぶろぐ 2011

禊は無くて良いのか2

いすみ鉄道の旧型気動車・キハ28形が
約一年前に引退した際、
まぁ、人気車両だけに引退するとなれば
ひと悶着、有って然るべきだと思います。
有る方が普通でしょう。
引退やむなしと思う人もいれば、
イヤ、なんとかもう少し走れないか?と
延命を希望する人もいる。
その車両に、特別な思い入れのある人も
大勢いることでしょうから、引退という
事実を受け入れがたいケースもあるかと。

ハヤブーもキハ28は大好きですが、
キハ28=いすみ鉄道の思い出ですから、
(国鉄・JR時代の思い出は皆無)
当のいすみ鉄道側が「終わらせます」
おっしゃるのであれば、
いっぱい楽しませて頂きましたから、
「今までありがとうございました」と、
それ以外に申し上げることはありません。
いつかは終わりが来るに決まっていて、
その日が近いことは察しておりましたし、
それがついに来たのだと。
一ファンとして、極めて妥当なご判断と
思いました。
それゆえ、引退発表から最終日、さらに
今日に至るまで、いすみ鉄道のご対応に
特に疑問を感じることも無く、まして、
何か不満に思うこともありませんでした。
それどころか、大原駅でも大多喜駅でも
職員さんが声を枯らして混雑対応・乗客
整理にあたられていて、そうしたお姿を
見るにつけて、個人的には今まで以上に
いすみ鉄道が好きになりました。


一方で、アンチは論外ですが、
キハ28の引退がお気に召さない方々の
論調には無理があるというか、
お身内の方々が何かトラブル等に苦言を
呈されるのはまだわかりますけど、
一般的なファン層によるいすみ鉄道への
物言いの数々って、ハヤブーからすれば
「批判のための批判」・・・
批判をしたいがゆえの言いがかり、
または難癖のようにも感じられましたね。

例えば、キハ28の外観がボロボロとの
指摘もありましたけど、老朽化を理由に
引退予定の車両が、そもそもピカピカの
ワケがないし、引退前にピカピカに修繕
するなんてことも有り得ない(爆)
他社路線でもそんな事例は思いつかない。
どこにそんなお金があるのか?
会社の看板車両だろうと、コロナ騒動で
自爆した周辺地域自治体が、そのために
修繕費用なんて出してくれるワケがない。
(と思います・笑)

いすみ鉄道のキハはエンジンが古いので、
機嫌を損ねないよう寒い時期は運転前日
からエンジンに毛布だかをかけていると
伺ったことがありますが、
そうした細やかなメンテナンスの結果、
我々はこれまで当たり前に乗車・撮影を
楽しめていたのですから、
いざ引退と決まったからといって、
動かないならともかく、外観についても
メンテナンスに対して物言いをするって、
やはりハヤブーの感覚では違うだろうと。

とは言え、意見や感想の発信は自由。
そう思うのがアカンとか、そんなことを
言うつもりはありませんが、
発信したからには、それに対して相応の
責任は発生するものと思うんですよ。
一年前に、そういうネガティブなことを
発信していたご本人が、
その後、何食わぬお顔で乗りに来てたり
撮影会に参加していたなんて話を聞くと、
ハヤブー的には「えーッ!?」って。
当時色々な人達を不愉快な思いにさせて
おきながら、そのことに対するは何も
無いんですか?って。





まぁそうは言っても、そういう人だって
いすみ鉄道にはお客さんでしょうし、
まさか来ないで下さいとも言えないし、
ハヤブーがそんなことを言う資格も無い。
「勝手にどうぞ」なのですが、
器が小さく執念深いハヤブーですから、
もうしばらくこの件は引きずりそうです。






「さらばだV3、後を頼むぞ」




「ライダーマン結城丈二の最期を見ろ!」









デストロンのプルトンロケットと運命を
共にして東京上空に散ったライダーマン。
この展開について東映のプロデューサー
だった平山亨氏は、
「一度悪に染まった者がライダーの仲間
入りをするには、相応の禊が必要」
と、
の一環との見解を示しておられました。