2018/5/30(水) 17:10-
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★ SONY カセットデッキ TC-KA7ESの修理
去年の10月のブログで、古いカセットデッキが動かない事を
記し、その後そのままだったのだが、最近になって意を決して
修理してみる事に。
取説や保証書などもある。
それによると、1999年5月4日に、横浜ヨドバシカメラで
定価¥120,000-を¥84,700で買った事に。
★ 修理開始
不動原因はゴムベルトの劣化による破断とわかっていたが、
交換用ゴムベルトを調達するには、まずこのゴムベルトの寸法
などを見極めねば・・・・
ということで、再び本体の分解から始めた。
まず床板を外し、駆動部を下側から固定しているネジ6本を
外しておく。
そして上板を外し、上側から分解開始。
同じようなコネクタには、マーキングをしてから分解。
隙間からノギスや定規を突っ込んで、該当部位の軸間距離や、
プーリー径の凡その寸法を何とか得る。
補修用の市販ゴムベルトの仕様は、ベルトの太さと
直径(真円時)で表されている。(周長での表記ではない)
寸法測定結果から、直径は計算ででも出せるが、面倒
なので、AUTOCADiで作図して長さや角度などを得て、
ゴムベルトの周長を出し、そこからゴムベルト仕様表記上
の(真円時の)直径を逆算。
この図はプーリーの最外径で、多少張った状態で使うので
実際はこの計算結果より小さ目の直径(周長)を選ぶ事となる。
問題は入手方法だったが、amazonで、各種寸法の補修用
ゴムベルトがあるのを見つけ、直径φ20~30くらいで、太さや
径など、何種類かバラバラで入っている物を発注
・・・・・・¥1,200
ゴムベルトの到着を待って、本格的に分解し始めるが、まあ
大変・・・・・・・・・
基板が3層になっていて、ギヤの内部がカムになっていたり
して、うっかりバラすと、位相が狂ったりするかも??等々・・・
まず、3層のうち、テープ駆動用モーターの基板だけ取り外す。
この一番精度を必要とするデュアルキャプスタンなどのテープ゚
駆動部に異常がないのが、まだ救い。
今回の修理部分は、それ以外のカセット蓋の開閉や、ヘッド部の
移動など、高級品ならではの、メカを電動で動かす装置。
溶けたゴムは何故かモーター側のプーリーだけに付着。
溶けたゴムの除去後。
ゴムベルトは、この2つのプーリー間を結んでいるのだが、
このように各々別基板にあるので、このバラした状態では
ゴムベルトは組み込めず、ある程度アッシーした状態近く
までもっていってから組み込むしかない。
実際には、ゴムベルトのサイズ選定も、この工程ではめて
みなければ分からないので、購入した中から種々のサイズを
試行錯誤。
ここが一番の難関で組んだりばらしたり、悪戦苦闘。
つまり、この2枚の基板が向かい合わせに合わさり、
その隙間にゴムベルトを入れる作業となるが・・・・・・
2枚の基板を先に正規位置に固定すると、ゴムベルトは入ら
ないし、・・・・・工場ではどうやって???
途中、写真を撮るのも忘れて、何とか最後まで完了。
電源を入れて、動かしてみると、蓋の開閉や「早送り」などは
OKだったが、「再生」時に、ヘッド類の基板の移動が途中で
止まってしまい、ヘッドがテープに接触せずNG。
こりゃ、組み立て時に恐れていたカム類の位相が狂ってしまった
のかと、打つ手がなく、ここで何日か放置。
後日再々度、分解し、作動を確かめるため、この部分をケース
に組み込まない状態で配線し、動きをみると・・・・・
交換した部位のプーリーのモーター軸上の位置がずれていて、
作動時に他部品に当たって止まってしまう事を発見・・・・・
隙間から、ピンセットでプーリーの位置を調節すると、上手く
動く様に。
今のところ。特に問題なく動いている。
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実際の音は? というと、今の水準で聴いても、これがびっくり
するほど良い音で、そういえば昔はこれで、FM、CD、レコード
を録音して聴いていたんだなと・・・・・・・・
実際にCDからの録音などもやってみたが、元の音との判別が
付かないほどで、全く問題なし。
尚、最近発売されているカセットデッキなどに、ドルビーが付いて
いないのを、不思議に思っていたが、調べると、もうドルビーの
LSIチップが手に入らないそうで、なおさらこのドルビーB,C,Sが、
機能する高級デッキは貴重となってきた。
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昔のテープ・・・
この15個入る引き出し状のケースが、12個あるので、
合計約180個のカセットテープがまだある事に。
ほとんどが「昼の歌謡曲」などFMから録音したもの。
背表紙?は今のような「インクジェットプリンタ」ではなく、
「ドットインパクトプリンタ」でPC98から出力したもの。
今、新しいカセットテープはまだ売っているのか???と
ヨドバシネットを見ると、もう安物仕様のスタンダードテープしか
売っていない様。
リモコンも動作OK!!
写真のカセットは、今は亡き?第一家電が売り出した、
特別仕様の「グラシェラ・スサーナ」メタルテープ。
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追加で、押し入れからは、こんなものも出てきた。
MDウォークマン2台と、
ウォークマンプロフェッショナル「WM-D6C」
カセットウォークマンはちゃんと動いたが、再生音は少し雑音
がある。
これもそのうち修理してみよう・・・・・・・・
本革ケースとストラップ付・・・購入時期は忘れた/1980年代?
上高地などで、ウグイスなど野鳥の鳴き声を録音するために
買ったもの。
これに使ったステレオ・マイクもどこかにあるはず。
以上
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