(今)想起される「過去」は(本当に)過去なのか | C5552のブログ

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THINKING投稿が長い間止まってしまっていますが、特に時間論は行き詰っていますが、最近アッと驚く閃光と雷鳴が。


最近の永井均氏の言の中で、過去は「今」想起され、未来は「今」予期されるといわれるが、未来はともかく、想起された「過去」はなぜ「過去」であるとわかるのか、というもの。それは迂闊だったのでは。自分の記憶や客観的な状況証拠を合わせてそれは過去のことに違いないと判断したとして、本当にそれが過去の(=過去に生じた)と言えるのか。デカルトではないが、確かなのはそう言っている私だけでは。

過去が実在か否か、あるいは、過去は今想起されている限りである、と問う前に、まず「想起されている過去は本当に過去なのか」が問われなければならない?

振り出しです。



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