かつて、私を産み落としてくれた人は、
私のことを「少しおかしな人」だと認識しているフシがある。
それは昔からなんだけれど、なんていうか、扱い的なものとでも言うか。
たまに、とても他人的だなと思うときがある。
「少しおかしな人」
それは、あながち間違ってはないと思う。
血液型で全ての人間が区分できるわけじゃないけれど、
でも、大まかに分けるとしたら、この家庭の中で、私は異端。
ここに戻ってきて、数ヶ月が過ぎたけれど、
早くも、限界があるんじゃないかと思い始めている。
近くに居てはいけないんだ。私達は。
近くに居ては、その熱で火傷してしまう。
近くに居ては、その棘で切傷を作ってしまう。
少し離れた場所に居て初めて、私達は絆を持てる家族なんだと思う。
私を生んで、ここまで育ててきてくれたこと、とても感謝してる。
沢山の迷惑も掛けて、その何一つ返せてないことも申し訳ないと思ってる。
愛してる、とも思う。
でも、だからこそ、一緒には暮らさないほうがいいんじゃないかと思う。
きっと、自分と同じ感覚を持っていれば、と思っているだろう。
私はあなたが考えるようには考えられない。
あなたの考える普通の一生を、私は歩むことが出来ないだろう。
これからも多分、ずっと。
ここを出て行く為の手段を、本格的に考えた方がいいかもしれない。
問題は山ほどあるけれど。
また、あの16歳の時みたいに、バランスが崩れてしまう前に。
まあ、私もある程度大人になったから
昔みたいにひどいことにはならないとは思うけど。
でも、対策をするにこしたことはないって話。
はあ。疲れる。