拙著。
「せっちょ」と読みます。
お中元やお歳暮などを手渡すときに言う定型句
「つまらないものですが(お納めください)」
に近い意味を持った言葉ですね。
「拙い著作ですが(お読みいただければ幸いです)」
的なことを意味するわけです。
謙譲や謙遜を美徳とする実に日本的な表現です。
決して嫌いな言い回しではありません。というか、謙ることが半ば習慣化しちゃってるような性格なので自分自身頻繁に使っております(-。-;)
ですが、過去に、
プロフェッショナルが世に出す己の作品に対してそういった物言いをすべきではない!
というような主張を目にして、そして、それに感心してしまって以来、謙遜の表現に対して慎重になっています。
普通に考えてみれば、
プロの料理人が「あまり美味しくありませんが……」と言った料理を喜んで食べたいとは思わないし、デザイナーが「あまり格好良くありませんが……」と言った服に袖を通したいとは思わないし、「走りの質に劣るところのありますが……」なんて紹介された車に乗りたいわけがない
というような話として解釈するなら「なるほど」となるわけです。
実際の品質がどうであれ、世間一般の評価がどうであれ、お金をもらって商品を提供するプロフェッショナルならば、自作を貶めるような表現をしちゃいかんというわけですね。
さて、
話を“拙著”に戻しますが、ちょうど今読んでいる本の中でこの表現を目にして、そんなことを久々に思い出した次第でして。
まだ読了しておりませんが、今のところ大いに面白く読ませてもらっており、好印象なこの本の著者がその辺の機微に疎い非プロフェッショナルだから“拙著”などという表現を使ってしまった、などとは思いたくない自分がおることに気づき、悶々としながらこんな“駄文”を綴っているわけです(´Д`;)
また、我がこととして考えても「俺はスゲー人物だぞ!」「俺の作ったものは他を圧倒するほど素晴らしいぞ!」などと表明することが苦手な性格なので、謙った表現を日本人の悪癖だなどとは捉えたくないですしねぇ。
さすがに、「愚妻」「愚息」と言った言葉は字面から受ける印象が強烈なこともありますし、時代の流れとして使われなくなってもいいんじゃないかとは思いますが、「拙著」や「粗品」あたりは、プロフェッショナルが使用することも含めてまだまだ許容して欲しいなと。
プロの謙遜を批判する言説に膝を打った昔の自分はどこへいったものやら言いたくなりますが、まあ、ニンゲンそんなものですな(ノ∀`)
さて、
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