若者が就職のミスマッチで大変だという記事が出ていた。
経済同友会も危機感を募らせていると。
企業は「即戦力」を求め、求職者は「育成」を望む。
入社してからのミスマッチが退職への違和感や抵抗感をなくし、大企業や人気企業へ人気が集中する。
よって、企業も二極化になりつつあると。。
記事にはなかったが、
企業の「ブラック化」も原因にあるだろうと思う。
儲からなくなった企業は人員削減や給与のカットで凌いできた揚句、それでも社員の満足度を上げようと奇妙奇天烈な方向性を打ち出す。
「人間力」だとか、
「笑顔があふれる」だとか、
「人にやさしい」だとか、
「社会に必要とされる人を作る」とか、
「地域に貢献」とか、、、、、、、、
まぁ、枚挙にいとまが無い。
こんなことを求めて就職するわけではない。
人は誰でも金銭的な満足や待遇面の満足がないと、笑顔も無くなるし人にも優しくなれないし、地域なんて気にしない。
まして、待遇や人間関係や会社の体制一つで「自分が社会や会社で必要とされていない」ような疎外感を味わう。そんな中で人間力だの社会に必要だのの標語なんて何の意味も無い。
経営者が自分の責任を回避するために、辞めていくのも辞めさせるのも、社員の責任にしているだけ。
「会社に打ち解けられない」
「考え方が合わない」
「聞いていた話と違う」
「すぐに、コロコロと話が変わる」
「不満を言いづらい」
「相談相手がいない」
「最初にちゃんと説明してほしかった」
不満を持つ原因もたくさんあるが、
企業が人を育てられなくなったのではなくて、人を相手にしなくなった。
経営者は、俺がこんなに一生懸命やっているのに何でお前たちは付いてこないんだ、と言わんばかりだ。
そもそもの原因は自分にあることに気づいてはいない。
いくら人間関係が良くて、周りはみんないい人で、笑顔が絶えない会社で、
そんな会社でも、満足している人は一握り。
待遇が悪ければ他に目がいって当然。
そうそう、宗教や哲学に入れ込んでいる経営者も危険度400%MAX!
奇妙奇天烈な方針を打ち出す裏には、そういったことが絡んでいることがある。