2023年11月5日のにげみち | ゲームを積む男

2023年11月5日のにげみち

今日は「津波防災の日」です、1854年の今日に紀伊半島から四国沖の間を震源としたM8強と言われる”安政南海地震”が発生して幅広い地域に大きな津波が押し寄せた事に起因する記念日だとか。

近年でも大きな地震に伴う津波被害の話はよく聞くわけで、地震に対する備えも大切だけどもしも地震が発生した際にそれに起因する津波被害を抑えるための避難経路とかを確認しておくのが大切かな。

海沿いの地域だとその場所が海抜何メートルかわかる看板が定期的に設置されているし、海沿いの地域だと避難場所とかが表示されていたりするからねぇ。

ーーーーーーーーーーーーー
【月間総括】ジム・ライアン氏の去就と新型PS5でも前途多難なSIEの新体制

新型PS5とソニーのプレステ事業の偉い人であるジム・ライアンの退任についての話。

新型PS5は現行型と比べて本体サイズが一回り小さくなって内蔵ストレージが増加されているのがメリット、スペックに関しては変わらないけれどディスクドライブを使用する時にネット接続が必要になる点や日本では円安の影響もあって大幅な値上げになるのがデメリットになっているかな。

これまでゲーム機のマイナーチェンジモデルが好意的に受け止められていたのは本体価格が基本的に下る事が多かったから、プレステで言うと初代プレステでもPS2でもPS3でもPS4でも本体サイズが小さくなったモデルは価格も下がっていたからそれを機に普及が進んだのもあったんだよね、新型PS5も流れは同じなんだけどどうしても円安の影響を避けられなかったんだよね。

ゲーム機のマイナーチェンジで価格が上昇するパターンは任天堂がやっている事、ニンテンドー3DSは初期の価格から早期に1万円の値下げがあったもののその後は初代からLLやNewで価格が少し上がっているんだよね。

Switchでも機能を制限したLiteは価格を下げているけれど本体の細部を見直した有機ELモデルは通常モデルよりも価格が上がっていたりするわけで、そんなSwitchの場合は価格が上がった有機ELモデルが通常モデルよりも現時点で売れているってのがあるわけで、新型PS5が同じような流れを辿れるかは実際に発売してみないとわからないかなぁ。

ちなみにSwitchの有機ELモデルの場合は発表時はネガティブな意見が多かったけれど実際にメディア向けの体験会や店舗などでデモ什器が出回った事で好意的な評価に変わった事があるんだよね。

ソニーのプレステ事業の偉い人であるジム・ライアンが退任になるのはプレステ事業の伸び悩みが大きな原因だと言われているんだよね、PS5はプレステ史上最大の売れ行きと発表しているもののコロナ禍などでの初期の本体普及の遅れもあるしゲームソフトの売上比率も伸び悩んでいるのが見えるわけで。

ジム・ライアンは1994年のプレステ発売年にソニー・コンピュータエンタテインメントヨーロッパに入社して様々な役職を歴任して2018年にSIEの副社長へ就任してそこから社長兼CEOへと上り詰めていた人、ある意味でこれまでのプレステが辿ってきた戦略を踏襲してきた人でもあったかな。

そんな人を退任させてまでプレステ戦略を見直すってのはこれまでの戦略が通用しなくなっているからってのが大きいのはあるわけで。

プレステの戦略はシンプルで基本的には「ハードを売ってソフトで収益を得る」って形、その為にはハードが赤字近くでもたくさん売る必要があるんだけどそれを行ったPS5が同じように収益を得られてないてのが方針転換を行わざるを得ない理由じゃないかしら。

ソニーがハードを売る為の手段としてサードパーティを優遇して人気タイトルの独占契約を結んでそれでユーザーを集める事、近年のCall of Dutyシリーズで独占コンテンツを用意させたり最近でもFF16がPS5独占で発売されたりとか自社以外のタイトルを自社で独占する事でそのゲームやコンテンツを遊びたいユーザーをプレステにつなげようとしていたんだよね。

ただ、FF16はPS5独占にした事でこれまでのシリーズよりも売上が大きく落ち込んだし、Call of Dutyもマイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードを買収した事で今後は独占コンテンツを用意させる事が難しくなるわけで、サードパーティを優遇する事で結果的にロイヤリティ収益が落ちると考えるならその戦略は見直さざるを得ないんじゃないかしら。

幸いにも先日発売したスパイダーマン2が発売24時間で250万本売れたとか良い話題もあるのだからそちらを推し進めるべきだろうなぁ。

ちなみに、記事で取り上げられている「優越感戦略」に関してはSIEだけじゃなく他のハードでも多少はやっている事ではあるかな、マイクロソフトや任天堂は自社の自力で独自要素を広げているのはあるんだけどね。

ーーーーーーーーーーーーー
ソニー傘下のゲームスタジオBungieで100人規模の大規模解雇、Destiny 2のユーザー離れが原因か

そんなSIE傘下にあるゲームスタジオのBungieが100人規模の大規模レイオフを実施するんだとか。

Bungieは90年代に設立した老舗のゲーム会社で設立当初はPCゲームを中心にゲーム開発をしていたんだよね、ストーリーとゲームプレイを両立させた作りに定評があり90年代後半はいくつかのFPS作品でヒットを行っていたり。

大きな転機となったのはHaloシリーズで、同作をきっかけに2000年にマイクロソフトに買収されて同社の傘下スタジオになって長らくHaloシリーズを開発するスタジオになっていたんだけどHaloシリーズの権利をマイクロソフトに売り渡す形で00年代後半に再独立する形になった形。

独立後はアクティビジョンと提携してDestinyと言うオンライン運営型のFPSを開発する事になり、これまでの実績も合わせて一定のユーザーを掴んで続編のDestiny2へと繋がったんだけどアクティビジョンとの契約が切れるのをきっかけに独自運営に切り替わっていて、それをSIEが買収したのが去年の話なんだよね。

SIEがBungieを買収した理由はDestinyシリーズで培ったライブサービスの分野を強化する為との事で、Destiny2の運営は他機種向けも含めて継続しつつも新しい作品づくりを計画していたみたい。

大規模なレイオフになった理由は不明だけどDestiny2はサービスが長く続くなかでユーザー離れも出てきており収益が低下したのが原因の一つかな。

その一方でSIE自体も前述のジム・ライアン退任を含めて方針変更が行われてきているのも一つの原因としてあるのかも。

マイクロソフトから独立した時のような独自性を保ちたいとしつつも大規模なゲーム開発にはどうしても大資本の下にいる必要があると言うジレンマを抱えるゲーム会社でもあるんだよねぇ。

ーーーーーーーーーーーーー
『スイカゲーム』系落ちものパズル『北海道ゲーム』いきなりSteamで配信スタート。都道府県たちを落として進化させ、日本最大の「北海道」を目指せ

スイカゲームが大ブームになったのは今年の9月なんだよね。

ルールはシンプルだし作りやすいゲームとは言うけれど僅かな期間で類似ゲーム出過ぎよね。



Steamで配信開始された北海道ゲームはゲームレイアウトとかを見るとそのまんまスイカゲーム、ただ果物の代わりに都道府県にする事でスイカゲームとは違った楽しさが実現出来てるかな。

流石に47都道府県すべてを出すわけには行かないので特徴的な形やサイズの都道府県に絞られているかな。

千葉滋賀佐賀はラーメンズのコントのネタなんだけどそうしたネットでミームになったネタを含んでいるあたり勢いで開発した感じもあるかなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
月刊まんがタウンが12月で休刊、「新クレヨンしんちゃん」はWeb連載に

紙媒体の漫画雑誌って殆どが雑誌そのものの売上は赤字って話なんだよね、それは週刊少年ジャンプでも変わらないみたいで漫画の単行本とかコンテンツとしての展開とかで収益が出ているんだとか。

クレヨンしんちゃんと言えば毎年アニメ映画が上映される人気コンテンツなんだけどそれが連載されている雑誌でも休刊になりWeb連載に移行するってのが時代なんだろうなぁ。

紙媒体の雑誌が刊行されるのって出版社としての詩吟とか言われているみたいだし、ただ紙媒体の雑誌で掲載される作品ってのも一つの箔付けの意味合いもあるから必要なんだろうなぁ。