2023年7月26日のプルプル | ゲームを積む男

2023年7月26日のプルプル

今日は「幽霊の日」です、1825年の7月26日に「東海道四谷怪談」が江戸の中村座にて初演された事に由来した記念日だとか。

四谷怪談は当時の江戸で実際にあった出来事をもとにして作られた怪談、怪談話とか都市伝説ってのはその多くがもとになった出来事があるわけでそれは今から200年近く前の時代でも変わらないって事かなぁ。

実際に幽霊がいるかどうかって問われると「まー、いないんじゃないっすかね」って反応になるんですが、例えば夜中に起きていて周りが静まった中でちょっとした物音がするとそこで驚きがあって過去にあった出来事が重なって幽霊みたいな想像が膨らんだのかな。

夜中に起きていて物音がしたら驚くからね、虫が入り込んだ音だったりとかちょっとバランスの不安定だったものが落ちたりとか実際の理由ははっきりとしているんだけど周りが眠っている静けさの中で自分だけが起きている環境ってのはそれだけ不安を煽るわけなので。

でも浪漫として考えると幽霊がいた方が面白いかな、呪われるのは嫌だしだらけている場面を覗き見られるのも勘弁願いたい所ですが。

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『ポケモンカードゲーム』株式会社ポケモンとヤフー株式会社が覚書を締結。安心安全なカード取引の実現を目指し、「ヤフオク!」「PayPayフリマ」にて連携と対策を実施

ポケモンカードが高騰する問題に対して株式会社ポケモンがその対策を色々と行っているんだけど今度はヤフオクにターゲットを定めてその運営会社であるヤフーと覚書を交わしたみたい。

以前にフリマアプリの最大手であるメルカリとも同様の提携を行っており目的は不正な取引の防止かな、一番の目的は転売目的で購入する利用者の排除。

高騰の理由はいくつもあるんだけどその中で大きいのはやはり貴重なカードがコレクターによって高額な値付けをされた事によって転売目的の購入者が増えてしまっている事、最新のカードパックでも封入率が低いカードに関しては高額になりやすい事もあってそうしたカードを目当てに購入する人は一定数以上いるわけで。

それの抑止策として未開封のカードパックやそもそも実物を持ってないカードの販売を行うことを防止するわけで、未開封のカードパックを高額で転売するのは開封してレア度の低いカードを売却するよりも安定して高値をつけられるからかな。

とりあえず日本に置いて転売目的で購入する人がその売却手段として多く利用しているメリカリとヤフオクを抑えておくのは重要、もちろん他のオークションやフリマアプリも同様の契約を行っていくんだろうけど少しでも転売目的の購入者が減る事で本来購入したい人に届くようになれば良いけどねぇ。

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ロシアからゲーム会社が撤退したことで海賊版ゲームのプレイヤー人口が7割まで増加、利益喪失は420億円にのぼるという研究結果

ロシアのウクライナ侵攻からもう1年以上が経過しているんだけど、その影響はゲーム市場にも当然出ているみたいで。

侵攻への制裁として多くの企業がロシアから撤退をしておりそれはゲーム関連企業も同様、任天堂やソニーにマイクロソフトはもちろんとしてSteamやEpic Gamesストアなどもロシア国内のクレジットカードは使えなくなっているので実質的にロシア国内からゲームを購入できなくなっている状況かな。

正式な流通が行われなくなった中でゲームを楽しむにはどうするのかって考えると真っ先に出てくるのが「海賊版で遊ぶ」って事になってしまうわけで、実際にロシア国内で海賊版のゲームを遊ぶプレイヤーが7割まで増加しているんだとか。

これはもちろん良い傾向じゃないんだけどゲームの為に国を出ていく事が出来ない人にとっては新しいゲームを遊ぶための手段がそれしか無いってのが事実なんだろうなぁ。

昔は市場を食い荒らす比率で広がっていた海賊版だけどダウンロード販売が使いやすい形で広がる事で自然と淘汰されていった事があったんだけど、その使いやすいダウンロード販売が封じられる事で海賊版が再び広がってしまうと言うわかりやすい事例だろうなぁ。

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『アイドルマスター』新ブランドの製作決定がシリーズ18周年の記念番組にて正式発表。構想からはすでに5年が経過済み、iOSとAndroid向けにゲームも開発中

アイドルマスターと言えば元々はアーケードゲームから始まった作品からスタートしたアイドル育成ゲームの人気シリーズ。

シリーズのブランドとしてはその初代から起因する無印の他に、ガラケー向けのソーシャルゲーム向けに作られた作品から起因するシンデレラガールズにミリオンライブ、それに同じくソーシャルゲームから始まった男性アイドルを育成するSiedM、更にはバンナム独自のブラウザゲームプラットフォーム向けから始まった比較的新しいシリーズであるシャイニーカラーズとまだシリーズが本格始動してないヴイアライブと言う新シリーズと広がっているんだよね。

で、すでに6つのブランドが存在する中で更に新しいブランドを立ち上げるみたいで、スマホ向けゲームを前提にしている感じかな。

「アイドルマスター」ってシリーズにブランドを広げすぎじゃなかって思うんだけど、シリーズが拡大する中で新規ユーザーの獲得ってのが大きな課題になっていて、既存コンテンツはすでに固定客がいる中で新規ユーザーを獲得するためにはそうした今までアイドルマスターに触れてなかった潜在顧客が一緒に育つためのブランドが必要って考えがあるのかしら。

シリーズが18周年を迎えて無印シリーズのキャストはすでにベテランが多くてリアルなライブなんかはやりづらい状況になっているし、シンデレラガールズやミリオンライブなんかも人気キャラのキャストはそれなりに安定した地位になっていてこちらもライブなんかは難しそう。

若手キャストならライブやイベントのための拘束時間を確保しやすいってのもあるし、既存キャラのキャストを変更するのはよほどの事情が無いかぎりファンが納得しないから新しいブランドを立ち上げ続ける必要があるんだろうねぇ。

新ブランドの詳細は不明だけど男性アイドルじゃないのは間違いないかな、SideMがゲームコンテンツを終了してライブメインにする事からも女性ユーザー向けは競合ゲームが多すぎて新規立ち上げが難しそうだしなぁ。

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Twitterあらため「X」の商標権はなんとMicrosoftとMetaも所有していたことが判明

イーロン・マスクが自身がネット市場を支配するための目標として掲げているのが「X」と称する複合アプリで、それを立ち上げる為のユーザー獲得としてすでに多くのユーザーがいるTwitterを買収してその看板を「X」に掛け変えたんだよね。

ロゴがダサいとかTwitter JapanがX JAPANになると被るとかそうした問題もあるけど、本拠地のアメリカでも「X」と言う商標をイーロン・マスクよりも前に取得している企業は当然あるわけで。

マイクロソフトが「X」の商標権を持っているのは初代の発売から20年以上が経過しているXboxの存在を考えれば当たり前かな、そもそもMSXと言うホビーパソコンもマイクロソフトと当時のアスキーが共同で立ち上げた規格だし40年以上前からXと言う名称を使っているわけで。

すでに多くのユーザーに親しまれていたTwitterってブランドを捨ててまで「X」と言う名称にこだわっているのはその「X」と言うアプリのアピールが目的かな。

イメージとしてはFacebookが会社名をMetaに変えたのに似ているかも、メタバースと言うジャンルの代表的な会社であるようなアピールのためにそれを会社名に据えたけれどイーロン・マスクもXアプリと言う複合アプリの象徴になりたいんだろうと。

十数年も掛けてユーザーが育てた土壌を買収して好き勝手弄ってそれが上手くいくかはわからないけどね。

少なくともユーザーが望まない方針を次々と打ち立てるイーロン・マスクに信頼は無いかなぁ、テスラの車も怖くて近づきたくないわ。