2023年7月10日のネバネバ | ゲームを積む男

2023年7月10日のネバネバ

今日は「納豆の日」ですね、もちろん語呂合わせ。

元々は納豆が苦手な人が多い関西圏での納豆普及を目的に語呂合わせで7月10日に普及活動を行う事として決めていたみたいだけど後に地域関係なく納豆の記念日として制定したんだとか。

個人的に納豆は苦手じゃないと言うかむしろ美味しく頂けるタイプですが、食べ終わった後にどうしてもその粘りから食器などに残って後の洗うのが大変なのはありますね。

それもまた健康に良いものだってのはわかるんですが。

ちなみに「710」を逆さにすると「OIL」に似ていると言う理由から植物油の日だったり潤滑油の日だったりもするみたい、語呂合わせじゃないけど文字の並びを別の単語に見立てる記念日ってのはちょくちょくあるよね。

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Steamにて突然大量のゲームが削除されたとの報告。“低クオリティ・高価格”な不可解ゲームなどが一網打尽か

世界最大のPC向けゲーム配信サービスであるSteamでは配信する為のハードルがそこまで高くないこともあって日々多彩なゲームが配信されているんだよね。そうした中で問題となっているのは明らかにクオリティが低いゲーム。

中には「早期アクセスゲーム」としてまだ未完成の状態で実際にプレイしてもらってそのフィードバックを得ながら開発を進めていくゲームもあって、そうしたゲームの場合は最初のうちはクオリティが低めでも仕方がない部分はあるんだけど問題になるのはそうじゃない物かな。

例えば、グラフィックは開発ツールで用意された素材や無料配布されているアセット……作成済みの素材を組み合わせただけで、実際のゲームの中身もそんなに大した内容じゃないような。

そうした適当に作られたゲームだけどストアページに用意されたカバー画像などは立派なものを用意していて一見すると凄いゲームに見せかけるような作りで、それでも価格は割高にしているものが多かったり。

そうしたちょっと困ったゲームだけどストアページには明らかに手抜きとわかるゲーム画面があるし、知らないメーカーだったりするし、価格も割高で購入者も少ないてのがわかるからあんまり購入する人は少ないと思うんだけど最近になって一気にページが削除される事になったとか。

こうした低クオリティだけど価格だけは高いゲームがなぜ存在しているかは不明、だけど想像できる理由はいくつもあって、例えば低コストで陳腐な作品でも売れてしまえば収益になるって考えもあるかもしれないし、ただの実験かもしれないし、もしかしたらマネーロンダリングかもしれないし、いずれにしても全く売れてないわけじゃないから何かしら購入した人がいるんだろうと。

Valve側がこうしたゲームを削除したのはそうした行為に問題を感じたのか、それともそれ以上に深い問題が発生したのか、それでもユーザーの満足度に結びつかないゲームが販売停止された事はユーザーにとっては大きなメリットになるんじゃないかしら。

最近はSwitchとかでも明らかにコストを掛けないゲームが増えているんだけどそうした他の場所でも同様の動きが見られると良いけどねぇ。

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「Steam Deck」vs「ROG Ally」激化しつつあるファン同士の争いに待った! コンソール戦争に加担するROG Allyサブレディットでの書き込みはBAN対象へ

そんなSteamのゲームを遊ぶための手段として最近増えてきているのが携帯ゲーム機のスタイルで作られた小型ゲーミングPCで、その中で特に有名なのはSteamを運営するValveが開発したSteam Deckに大手PCメーカーであるASUSが開発したROG Allyの2機種になるかな。

Steam Deckは昨年発売でROG Allyは今年発売でスペックの違いがあったり搭載されているOSが独自設計のSteam OSに対して既存のWindows 11に独自ランチャーを搭載していたりとかそれぞれに違いは大きいんだけど狙っているターゲットは近いので必然的に比較する部分はあるかな。

ターゲット層が近い商品で比較対象になりがちって考えるとどうしてもそれぞれの商品を熱心に支持する側での競争が発生する事があって、特に後発のROG AllyはどうしてもSteam Deckと比較して優れている部分を取り上げられがちなのはあって。

そうした中でROG Allyを活用する為のユーザーコミュニティのサイトにて双方を比較して揶揄するような書き込みは削除対象にすると言う発表があったみたい。

実際に比べてみるとそれぞれの求められている部分はかなり違うのがあって、独自OSを採用したSteam Deckは中身がPCだけどよりゲーム機に近い使い方が出来るしストレージの拡張でもmicroSDカードを使って簡単に拡張出来るんだけど、ROG Allyの場合はあくまでもWindowsなのでゲームを遊ぶまでに必要な段階はROG Allyよりも多いし、ストレージの拡張もmicroSDカードでは難しいのもあったりするわけで。

似たような設計だけど搭載したOSの違いは大きくて、だからこそ本質的にPCで活用方法に工夫が必要なROG Allyはコミュニティサイトでの情報共有が重要だろうからそれを余計なハードウェア論争に使われてほしくないって考えも大きいんだろうなぁ。

まぁ、どちらも違いがあるからこそ使いこなすと面白いのは確かだからね。

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SNK公認PC対応コントローラー「NEOGEO Wireless Controller」海外周辺機器メーカーが発表。ネオジオCDコントローラーを再現

ネオジオCDは今思い出すとやたらと長い読み込み時間が記憶に残っているんだけどコントローラーはちょっと独特だったよね。

カチカチとしたクリック感のある方向スティックはネオジオCDコントローラー特有の感覚で、格闘ゲームが多かったネオジオを遊ぶために特化したコントローラーって印象だったり。

その感覚は後にSNKが出した携帯ゲーム機であるネオジオポケットでもサイズは違うものの採用されていて、やはり触ってみるとその独特な感覚が面白かった印象。

当時の部品はすでに生産終了されているけどレトロ風コントローラーを多く製造する会社がSNKの許諾を得てPC向けコントローラーとして復刻したみたいで、見た目はそれっぽいけれど実際の操作感覚がどうなるかが気になるなぁ。

当時の感覚が活かされているんだったら格闘ゲームを遊ぶのにちょっと良いかもしれないしね。

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ドリームキャスト新作ゲーム『Driving Strikers』予約受付中! なんとSteam版とのクロスプレイも可能

ドリキャスなんて今年で発売から25年のハードっすよ。

セガ最後の家庭用ゲーム機として発売から数年でハード事業撤退の発表があった不遇のハードだけどそこに搭載していた「MIL-CD」と言う規格が不思議な運命を辿らせたんだよね。

MIL-CDってのは音楽CDに入っているデータ部分をドリキャスで読み込む為の規格、本来は音楽CDをドリキャスで再生するとミュージッククリップなどが見られる用途を想定していて実際に対応タイトルもいくつか出たんだけど、その規格が悪用されてしまったんだよね。

MIL-CDの規格をCD-R(書き込み出来るCD)に書き出して、その中にゲームのデータを入れる事で市販されているゲームを遊べるようにしたりとか出てしまって、不正コピーの温床になった事でドリキャス末期に発売される本体はMIL-CD非対応にしていたり。

その一方で「自作のゲームを家庭用ゲーム機であるドリキャスで動作できる」って部分が一部のインディーゲーム開発者に人気になっていてドリキャス対応のゲームを開発する人がセガのハード事業撤退やドリキャスの生産が終了した後も続いていたりして、今でもこうして出る事があったり。

25年前のゲーム機の新作を出せる機会ってあまりないからねぇ。