2023年5月6日のアレコレ
天気がアレなんで連休最後は引きこもります。
ーーーーーーーーーーーーー
『ゲームの歴史』炎上騒動から考える、「本当に読むべきゲーム史に関する本」
『ゲームの歴史』炎上騒動から考える、「本当に読むべきゲーム史に関する本」(洋書編)
少し前にあった『ゲームの歴史』と言う書籍の炎上騒動。
これはゲームの歴史と言う書籍タイトルを名付けながらしっかりと資料を調べたりとか実際の関係者へのインタビューなどをほとんど行わずに著者の主観だけで書いた事で内容が事実と違う部分が多々あった事で批判されたのが理由かな。
昨年の発売当初は大きな話題になってなかった(そもそも注目すらされてなかった)けれど一部のゲーム業界人の目に止まってその中身を批判した事で話題に火がついて大炎上につながったみたい、そもそもあった着火剤に遅れて火がついたパターンだね。
結果的に『ゲームの歴史』と言う書籍は回収となり電子書籍も販売終了しているんだけどどうやら改訂版などは出さないみたいで、改定するとしたら根本から書き直しになるから出せないってのもあるだろうけどね。
じゃあ実際にゲームの歴史的な部分を学ぼうとした時にどのような書籍などを見たら良いのかってので国内海外の書籍を紹介しているのが上記の記事。
紹介されている書籍などから言えるのは基本的に実際の資料や関係者のインタビューなどで事実確認を取った上で書かれていたりとか、あと実際のゲームを遊んだ感想などしっかりとした下地がある上で作られているってのが殆どになるかな。
『ゲームの歴史』が問題だったのは過去の著作とかである程度の知名度のあった著者が安易な考えでゲームをテーマに本を書いたって部分じゃないかしら、そのための下調べをちゃんとしなかったしそれをフォローするための人も調べてなかったみたいで。
間違っていたら正すってのが出来る人なら良かったんだろうけどその間違いが多すぎる上に直さない人だからこそ炎上したんだろうなぁ。
ーーーーーーーーーーーーー
ゲーセンミカド店長,池田 稔氏による新書「ゲーセン戦記: ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀」が6月8日発売へ
ゲーム関連の書籍では実際に現場でゲームを触れてきた人から見たってのもあるわけで。
著名な”ゲームセンター”であるゲーセンミカドの店長が書いた書籍ってのは下地がしっかりとあるからこそ信頼のおける書籍になるんじゃないかしら。
ゲームセンターと言う場所が次々と減っていく中でゲームセンターに拘って、多くのアーケードゲームを稼働させているゲーセンミカドは希少な場所と言う事とこだわりによって多くのファンが居るロケーションなわけで。
その一方で動画配信なども行っておりレトロゲームの実演など色々とやっているけれど本人も知識が豊富で業界関係者の知人も多いからこそわかる事ってのも多そうだからねぇ。
ーーーーーーーーーーーーー
気づいた?映画『スーパーマリオ』ゲーム版マリオ声優がカメオ出演
映画の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」ではマリオの声を俳優のクリス・プラットが担当していて、20代の若者である設定のマリオを踏まえたキャスティングになっているんだけどゲーム版の声とは違うから一部で批判も出てたりしてたんだよね。
その一方でゲーム版のキャストであるチャールズ・マーティネー氏が映画の中で別の役で出演する事は事前に公表されていたんだけどなんの役で出演するかまでは発表されてなかったわけで。
実際に演じたキャラクターはマリオの家族や知り合いの役みたいで、出演シーンはそこまで多くないけどそれなりに目立つキャラクターになっているかな。
日本でも過去のアニメのリブートなどでキャストが変更した時に過去のキャストをそのキャラクターに近い別のキャラクターでキャスティングする事ってのはあるんだけどそれに近いイメージかしら。
日本語版では当然ながら違う人が演じているんだけどエンドロールをチェックすればチャールズ・マーティネー氏の名前は確認出来ると思うからそこでチェックしてみると良いかも、もちろん英語版を見ても良いんだけどどうしても日本語版と比べると上映数は少ないからねぇ。
ーーーーーーーーーーーーー
全世界興収1,000億円超えのマリオ映画、ヒット要因は原作者参加型の製作にあり?
そんなマリオの映画は現在大ヒットしており全世界の興行収入ではアニメ映画のトップに迫れる勢いを出しているわけで。
過去の「マリオの映画」のイメージで思い浮かぶのは実写映画である魔界帝国の女神、今の映画のヒットの影響で魔界帝国の女神の映像ソフトが品切れになっているけれど90年代に作られた実写マリオの映画は55億円の制作費を掛けながらヒットせず失敗の烙印を押された作品だったんだよね。
ニューヨークの配管工と言うマリオブラザーズの設定だけはアニメ映画と同じなんだけど実写映画はそれ以外の多くの部分がゲームとは異なる設定になっており、それがある意味で愛すべきポンコツ映画にはなっているんだけどゲームの映画は駄目と言う印象を与える大きな要因にもなったんだよね。
実写映画とアニメ映画の大きな違いは「任天堂の関与の度合い」かな、実写映画は任天堂はマリオのライセンスを与えた程度の関わりになっており映画の制作の大半は制作会社側が行っていたんだけどアニメ映画では初めから任天堂とイルミネーションがタッグを組んで共同で制作していたわけで。
イルミネーションのスタッフと任天堂の宮本茂さんが何度も何度も打ち合わせを行っているみたいだし、アニメ映画の進捗について任天堂の公式Twitterアカウントがコメントを出す事もあったのでそうした部分も含めてセカンドパーティが制作する任天堂のゲームと同じ様な制作体制で作られていたんだろうなぁ。
なんだかんだでハリウッドはゲームを低く見ているのがあって、例えば実写映画のソニックは当初発表時はソニックのデザインがゲームと似つかない奇妙なデザインになっていてそれが大きな批判を受けた事でデザインを見直してそれがヒットのがあって。
ゲームファンからの批判でソニックのデザインがゲームに近いかたちに見直されたんだけどそれがなかったらハリウッドの独りよがりな奇妙なデザインのソニックが駆け回る作品になっていたって考えると見直されて良かったんだよなぁ。
今回のマリオのヒットを踏まえると今後ゲームが映画化される時に原作側とのつながりは重要な形になるんじゃないかしら、むしろなってくれないと嫌だけどね。
ーーーーーーーーーーーーー
『ゲームの歴史』炎上騒動から考える、「本当に読むべきゲーム史に関する本」
『ゲームの歴史』炎上騒動から考える、「本当に読むべきゲーム史に関する本」(洋書編)
少し前にあった『ゲームの歴史』と言う書籍の炎上騒動。
これはゲームの歴史と言う書籍タイトルを名付けながらしっかりと資料を調べたりとか実際の関係者へのインタビューなどをほとんど行わずに著者の主観だけで書いた事で内容が事実と違う部分が多々あった事で批判されたのが理由かな。
昨年の発売当初は大きな話題になってなかった(そもそも注目すらされてなかった)けれど一部のゲーム業界人の目に止まってその中身を批判した事で話題に火がついて大炎上につながったみたい、そもそもあった着火剤に遅れて火がついたパターンだね。
結果的に『ゲームの歴史』と言う書籍は回収となり電子書籍も販売終了しているんだけどどうやら改訂版などは出さないみたいで、改定するとしたら根本から書き直しになるから出せないってのもあるだろうけどね。
じゃあ実際にゲームの歴史的な部分を学ぼうとした時にどのような書籍などを見たら良いのかってので国内海外の書籍を紹介しているのが上記の記事。
紹介されている書籍などから言えるのは基本的に実際の資料や関係者のインタビューなどで事実確認を取った上で書かれていたりとか、あと実際のゲームを遊んだ感想などしっかりとした下地がある上で作られているってのが殆どになるかな。
『ゲームの歴史』が問題だったのは過去の著作とかである程度の知名度のあった著者が安易な考えでゲームをテーマに本を書いたって部分じゃないかしら、そのための下調べをちゃんとしなかったしそれをフォローするための人も調べてなかったみたいで。
間違っていたら正すってのが出来る人なら良かったんだろうけどその間違いが多すぎる上に直さない人だからこそ炎上したんだろうなぁ。
ーーーーーーーーーーーーー
ゲーセンミカド店長,池田 稔氏による新書「ゲーセン戦記: ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀」が6月8日発売へ
ゲーム関連の書籍では実際に現場でゲームを触れてきた人から見たってのもあるわけで。
著名な”ゲームセンター”であるゲーセンミカドの店長が書いた書籍ってのは下地がしっかりとあるからこそ信頼のおける書籍になるんじゃないかしら。
ゲームセンターと言う場所が次々と減っていく中でゲームセンターに拘って、多くのアーケードゲームを稼働させているゲーセンミカドは希少な場所と言う事とこだわりによって多くのファンが居るロケーションなわけで。
その一方で動画配信なども行っておりレトロゲームの実演など色々とやっているけれど本人も知識が豊富で業界関係者の知人も多いからこそわかる事ってのも多そうだからねぇ。
ーーーーーーーーーーーーー
気づいた?映画『スーパーマリオ』ゲーム版マリオ声優がカメオ出演
映画の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」ではマリオの声を俳優のクリス・プラットが担当していて、20代の若者である設定のマリオを踏まえたキャスティングになっているんだけどゲーム版の声とは違うから一部で批判も出てたりしてたんだよね。
その一方でゲーム版のキャストであるチャールズ・マーティネー氏が映画の中で別の役で出演する事は事前に公表されていたんだけどなんの役で出演するかまでは発表されてなかったわけで。
実際に演じたキャラクターはマリオの家族や知り合いの役みたいで、出演シーンはそこまで多くないけどそれなりに目立つキャラクターになっているかな。
日本でも過去のアニメのリブートなどでキャストが変更した時に過去のキャストをそのキャラクターに近い別のキャラクターでキャスティングする事ってのはあるんだけどそれに近いイメージかしら。
日本語版では当然ながら違う人が演じているんだけどエンドロールをチェックすればチャールズ・マーティネー氏の名前は確認出来ると思うからそこでチェックしてみると良いかも、もちろん英語版を見ても良いんだけどどうしても日本語版と比べると上映数は少ないからねぇ。
ーーーーーーーーーーーーー
全世界興収1,000億円超えのマリオ映画、ヒット要因は原作者参加型の製作にあり?
そんなマリオの映画は現在大ヒットしており全世界の興行収入ではアニメ映画のトップに迫れる勢いを出しているわけで。
過去の「マリオの映画」のイメージで思い浮かぶのは実写映画である魔界帝国の女神、今の映画のヒットの影響で魔界帝国の女神の映像ソフトが品切れになっているけれど90年代に作られた実写マリオの映画は55億円の制作費を掛けながらヒットせず失敗の烙印を押された作品だったんだよね。
ニューヨークの配管工と言うマリオブラザーズの設定だけはアニメ映画と同じなんだけど実写映画はそれ以外の多くの部分がゲームとは異なる設定になっており、それがある意味で愛すべきポンコツ映画にはなっているんだけどゲームの映画は駄目と言う印象を与える大きな要因にもなったんだよね。
実写映画とアニメ映画の大きな違いは「任天堂の関与の度合い」かな、実写映画は任天堂はマリオのライセンスを与えた程度の関わりになっており映画の制作の大半は制作会社側が行っていたんだけどアニメ映画では初めから任天堂とイルミネーションがタッグを組んで共同で制作していたわけで。
イルミネーションのスタッフと任天堂の宮本茂さんが何度も何度も打ち合わせを行っているみたいだし、アニメ映画の進捗について任天堂の公式Twitterアカウントがコメントを出す事もあったのでそうした部分も含めてセカンドパーティが制作する任天堂のゲームと同じ様な制作体制で作られていたんだろうなぁ。
なんだかんだでハリウッドはゲームを低く見ているのがあって、例えば実写映画のソニックは当初発表時はソニックのデザインがゲームと似つかない奇妙なデザインになっていてそれが大きな批判を受けた事でデザインを見直してそれがヒットのがあって。
ゲームファンからの批判でソニックのデザインがゲームに近いかたちに見直されたんだけどそれがなかったらハリウッドの独りよがりな奇妙なデザインのソニックが駆け回る作品になっていたって考えると見直されて良かったんだよなぁ。
今回のマリオのヒットを踏まえると今後ゲームが映画化される時に原作側とのつながりは重要な形になるんじゃないかしら、むしろなってくれないと嫌だけどね。