2023年2月27日のモンスター | ゲームを積む男

2023年2月27日のモンスター

今日は「ポケモンデー」だそうで。

ポケモンシリーズの1作目となるゲームボーイ向けの「ポケットモンスター赤・緑」が発売されたのが1996年の今日だそうで、今から27年前になるんだね。

今で言うインディーゲームメーカー的な立ち位置でスタートしたゲームフリークは様々なアクションゲームを得意としているメーカーだったけどそうしたメーカーが初めて本格的なRPGを開発したのが初代ポケモンになるのかな。

同社の代表である田尻智氏が子供の頃に楽しんだ虫取りをアイデアの原点に据えてモンスターを捕まえて育てて対戦すると言うゲーム内容は今でも数多くのフォロワー作品を生み出しつつ多くのユーザーから慕われているのもあったり。

初代ポケモンは当時は下火となっていたゲームボーイでの発売だったこともあって静かな出足だったんだけど、発売後から一部で話題になっていて、更には小学生を中心とした低年齢層にも受け入れられたりして合わせてそうした層に人気の高いコロコロコミックにて特集が組まれたこともあって大きなヒットに繋がって行ったかな。

ポケモンの大ヒットはハードウェアとしては下火だったゲームボーイに改めて脚光を集めるきっかけにもなって、同年7月に改良版であるゲームボーイポケットが発売されたりバックライト搭載のゲームボーイライトが発売されることにも繋がったかな。

ちなみにポケモン発売が2月末でゲームボーイポケットの発売が7月中旬とかなり短期間だったんだけど、それはゲームボーイ再燃もあって短期間での改良版開発を厳命された事もあったんだとか。

それまでの携帯ゲーム機市場と言えばゲームボーイがモノクロだったのもあって据え置きゲーム機に対してそこまで重視されてない印象もあったんだけどポケモンの発売がきっかけとなり改めて携帯ゲーム機の市場が広がった事で携帯ゲーム機の市場が再注目されて特に日本ではゲーム市場の中心になったのもあったかな。

その後ポケモンは任天堂の携帯ゲーム機を中心にシリーズが進んでいって、その携帯ゲーム機が据置ゲーム機と統合された事により現在のシリーズはSwitch向けになったんだよね。

昨年には最新作のスカーレット・バイオレットが発売されたばかりなので次の完全新作はまだ2~3年は先になるかな、その頃にはSwitchがどうなってるのかはわからないけど1000を超えたポケモンは今もユーザーの心をつかんでいくんじゃないかしら。

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任天堂が大規模イベント「E3 2023」への不参加を表明

そんな任天堂は今年6月にアメリカのロサンゼルスにて開催が予定されている大規模なゲーム展示会イベントである「E3」へは参加しない事を正式に表明したみたい。

E3はElectronic Entertainment Expoの略、元々はコンピューター全般の見本市だったイベントから独立するような形で1995年から開催されており世界のゲーム系イベントの中でも最大規模として、また年末のホリデーシーズンに向けてのアピールの場として注目を集めていたんだよね。

ただ、近年はその立ち位置が微妙になっており、SIEが出展を取りやめたのもあったり任天堂もブースは出展するけどE3の場でのカンファレンスなどは行わなくなっていたりしていたんだよね。

で、今年はSIEだけじゃなく任天堂やマイクロソフトも出展を取りやめるのではないかと言う噂が出ていたんだけど、その噂通りに任天堂は正式に不参加である事を表明した形。

特にハードウェアメーカーがE3から距離を置くようになったのはその開催タイミングと各メーカーの販売スケジュールが合わなくなっているのが大きな理由かな、6月くらいの時期に年末のタイトルをアピールする事が常だったけど今では各メーカーが独自に配信イベントを行ってタイトルが露出するタイミングを調整する事が出来るわけで。

大型イベントへの参加だとどうしても大型タイトルを発表する事を期待されるわけで、メーカーとしてはもっと自分たちの自由なタイミングで発表したいし、今ではそれが出来る手段も増えたと考えるとわざわざ日程が決まっているイベントに参加する旨味ってのはなくなったんだろうなぁ……参加費用もそれなりに掛かるしね。

ただ、毎年6月のE3のタイミングに合わせてニンテンドーダイレクトの配信は毎年行われているのでそのあたりは期待したい所、こうしたメーカー主体の配信が認知度を得た事で大型のイベントの存在意義が薄れたのはあるんだけどね。

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キーワードは「集大成」――FFシリーズへの愛が詰まったリズムアクション「シアトリズム ファイナルバーライン」インタビュー

今月中旬に発売された「シアトリズム ファイナルバーライン」の責任者インタビュー。

シアトリズムシリーズは2012年2月にニンテンドー3DS向けに発売した「シアトリズム ファイナルファンタジー」を1作目とする作品で、ファイナルファンタジーシリーズの楽曲を楽しめるリズムアクションゲームにRPG要素をミックスした作品。

デフォルメされたキャラクターにタッチ操作でのリズムゲームなど独自の要素も多くて人気を得て、3DS向けには楽曲などを大幅増加した「カーテンコール」やドラクエの楽曲を楽しめる「シアトリズム ドラゴンクエスト」が発売されたり、スマホ版やアーケード版なんかもリリースされたんだよね。

スマホ版は2017年にサービス終了してアーケード版も2021年に稼働終了したんだけど今回のファイナルバーラインは久々に家庭用ゲーム機向けにリリースされる新作。

そんなファイナルバーラインはそのタイトルが示す通りシリーズの完結編を銘打っておりその開発の意気込みも「集大成」として作られているみたい。

実際にソフト本体のみでも400曲近く、更に追加コンテンツまで合わせれば500曲を超える楽曲が遊べるようになっているので1日1曲を遊んだとしても1年以上は遊べるわけで、まさに集大成として作られているのはあるんだろうと。

実際にちまちま遊んでいるけどボリュームが多すぎて遊びきれる自信がないけど基本がしっかり出来てて面白いから飽きずに遊べるのがあるかな、楽曲も素晴らしいしね。

追加コンテンツに関しては収録される曲が既に決まっているみたいで、今後発売予定のFF16の楽曲とかは収録されないらしいけどこのあたりは追加自体にも手間がかかるから難しいってのがあるのかな。

個人的にはもう一度ドラクエバージョンも遊んでみたいけどなぁ、キングダムハーツに関しては同じスタッフ構成で別タイトルのリズムアクションゲームが作られているしね。

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販売エリア縮小した「カール」はどうなっている? 西日本で明治が見つけた需要

かつては全国的に有名だった「カール」と言うスナック菓子が販売低迷から西日本でのみの販売となったのが2017年の話、もう6年が経過したんだね。

三重県以東では販売されなくなったので当然ながら愛知県でも見かける事はなくなったんだけど当然ながら販売継続されている地域ではまだお馴染みのお菓子として販売されているみたいで。

こうした「みんなが知っているお菓子」が販売地域限定されるとその地域に行った時に売られていたら気になるってのは世の中の常、お土産需要で駅で大量に販売されているってのもわかるなぁ。

実際に自分も関西圏に出かけて見かけたら手に取りそうだし、元々は全国区だったとは言え競争激化でドロップアウトするんじゃなくて「希少性」を新しい武器に出来るってのは考え方を変える方向じゃないかしら。