2022年12月4日のアレコレ | ゲームを積む男

2022年12月4日のアレコレ

さむい。

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SNK松原社長インタビュー。株主はサウジアラビア皇太子。『餓狼』や『KOF』のオープンワールド化も視野に、10年で売上10億ドル以上を目指す成長戦略

SNKの今の社長である松原氏へのインタビュー記事。

SNKと言えば40周年を迎えた老舗ではあるけど様々な紆余曲折を経ているゲーム会社であり今のSNKは厳密には最初のSNKとは違う2代目の会社なんだよね。

元々は大阪で立ち上がった会社でアーケードゲームや家庭用ゲーム向けにゲームをリリースしていた会社だけど大きく変わったのはNEOGEOを立ち上げた頃かな、アーケード向けのシステムとそこで動作するゲームがほぼそのまま動作する家庭用ゲーム機が連動する仕組みで、家庭用バージョンは価格は高い代わりに当初はレンタルでソフトを提供する仕組みとかも用意していた事もあったり。

レンタル事業そのものはすぐに頓挫したけれどNEOGEO向けに積極的にゲームをリリースしていた中でアーケードシーンにおける格闘ゲームブームを追い風にして餓狼伝説や龍虎の拳にキングオブファイターズなどの人気シリーズを数多く生み出したことで大きな地位を得たのもあったり。

そんな一度は大きな地位を得たSNKだけど3Dゲームの発達によってNEOGEOのスペック自体が追いつかなくなったり格闘ゲームブームの終息によって徐々に衰退していって、パチスロ会社に買収されてそのパチスロマネーで急場を凌ごうとしたけどうまく行かず倒産。

そんな旧SNKの権利を取得したのが当時の関連企業の一つだったプレイモア社で、そのプレイモアがSNKプレイモアと名を変えた後に今の2代目SNKになっていると。

2代目SNKにしても今に至るまではかなり紆余曲折があって、最初はNEOGEO時代の資産を活かす形で活動していたり新作ゲームに注力したりかと思えばパチスロ事業を主力にしたりとカナリ迷走してて、そうしたなかで中国のメーカーに買収された事で再びゲーム事業を主力にする事に戻ったり。

パチスロ事業を主力にしていた時代には権利の取り扱いに厳密すぎる部分があって同社のゲームを取り上げた漫画を作者や編集部ごと訴えたりした事もあったんだけど中国企業の買収後にそれが和解に至っていたりする事からも迷走っぷりが分かる感じ。

で、しばらくは中国企業の傘下としてゲーム回帰でキングオブファイターズやサムライスピリッツの新作に加えて完全新作も手掛けていたけれど数年前に今度はサウジアラビアの皇太子が設立した財団によって買収されて現在はその傘下企業って事になっていると。

そんな今のSNKが将来に向けてどんな方向を目指すのかって話を今の社長が行っているけど、基本的にはゲーム路線を大切にしてそれを広げる方向を目指しているのかな。

SNKの原点でもある大阪の開発部を主体としつつも中国傘下時代に拡大した北京の開発拠点に加えて新しいコンテンツを生み出す為の東京の開発部も立ち上げたりして、大阪や北京では既存のIPを広げる事を主体としつつ東京では新しい作品を増やすって感じなのね。

新しい作品の具体的な話は無いけど餓狼伝説やキングオブファイターズのオープンワールドゲームなどは想定の一つとしてあるみたいで、格闘ゲームとオープンワールドの相性に関しては色々とあるだろうけど既存IPと新しいジャンルの組み合わせってのは想定しているのかもなぁ。

ゲーム以外に手を出して迷走するってのは老舗ゲーム会社のあるあるなんだけどそこから脱却して本来のゲーム路線に回帰出来れば安定出来るんじゃないかしら。

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『モンスターハンターライズ』PS/Xbox/Windows版が2023年1月20日に発売決定!

2021年にSwitch向けに発売されて今年のはじめにはSteam版が配信されたモンスターハンターライズが来年にプレステ及びXbox向けにも配位されるみたい。

基本的なゲーム内容はSwitch版と同様だけどハードウェア性能を生かしてフレームレートや解像度が向上している他にPS5版ではコントローラーの反動に対応したりXbox版ではXbox Game Passでの配信も行われるみたい。

Switch版の発売からすでに2年近くが経過しているタイトルとは言え継続したアップデートや追加コンテンツの配信で今でも新鮮なプレイが楽しめるし、ハイエンドPCを用意しなくても高解像度やフレームレート向上の恩恵を受けられるのはポイントかな。

その一方でゲームのプレイデータの共有やインターネットでのクロスプレイには同一メーカーのハード以外では不可なのとダウンロード配信専売なあたりは色々と手探りでプラットフォームの拡大を狙っている感じはあるのかな。

SwitchやSteamでは配信済みの大型拡張コンテンツであるサンブレイクが同時ではなく少し後になるのは発売までに通常仕様で素材を集めたりゲームに慣れる時間って事を想定している感じかしら。

ゲームパスでの配信の他のおそらく早い段階でフリープレイでも提供しそうだからサンブレイクは有料配信で収益にするって狙いもありそう。

モンスターハンターの新作がどうなるかってのは未知数だけど少なくともまだまだ先になりそうな感じかな。

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17.3型の大画面を折りたたんで持ち歩けるフォルダブルPC「Zenbook 17 Fold OLED(UX9702AA)」で未来を先取り!

折りたたみできるモニターを採用して様々な形で使えるPCのレビュー記事。

画面を広げると17.3型の大きな画面なんだけど折りたたんで下側に付属のキーボードを取り付ければ12.5型のコンパクトなノートPCになるし、画面のみでタブレットとして使うことも出来ると。

液晶画面を折り畳めるのはここ数年で増えてきてて折りたたみスマホなんかも高級モデルで出ているんだけど「持ち運ぶ時はコンパクトで使う時は大画面」って用途以外のメリットを折りたたみに見出だせるかが今後のポイントになるかもなぁ。

折りたたみ液晶ってまだまだ価格が高いしね。

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『トランスフォーマー/ビースト覚醒』オプティマスプライマル登場!最新予告編が公開

映画のトランスフォーマーの新作にビーストウォーズの要素が入るってのは以前からあったんだけどその予告映像が公開されて実際にビーストウォーズ初出のキャラクターが登場する映像が公開されたり。



日本でテレビ放送されていた時にお馴染みだった面々が映画で新デザインになって登場するのはなんか感慨深いなぁ、もちろんストーリーはアニメとは別物なんだけど。

日本版では主人公の名前をコンボイで統一してたんだけどトレーラーの司令官はオプティマスプライムでイボンコことゴリラの司令官はオプティマスプライマルで、アニメ版での共演時はオプティマスプライムは眠っていた状態だったけど今回はガッツリ共演なのね。

しかしあくまでもこれまでの映画の延長線上のストーリーなのね。

日本語吹き替えのキャストはどうなるのかな、流石にアドリブはあかんだろうけどせっかくだから当時のアニメ放送時のキャストをできる限り起用すると面白そうだけど。