2022年9月12日のアレコレ | ゲームを積む男

2022年9月12日のアレコレ

え、今週東京ゲームショウなの?

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ドリキャス用”非公式”ビジュアルメモリ「VM2」が登場。microUSBポートを搭載するなど勝手に次世代化

ドリームキャスト向けの次世代のビジュアルメモリを作ると言う海外のプロジェクトがついにクラウドファンディングを実施するまで来たみたい。

ビジュアルメモリってのはドリームキャストのゲームデータなどを保存する為に開発された物で、その名の通りビジュアル=液晶画面が搭載されており単独で小型のゲーム機としても動作するのが特徴。

ビジュアルメモリはドリキャスのコントローラーに取り付ける形で使用する事になりコントローラーに明けられた窓からビジュアルメモリの画面が見えるのでゲーム画面以外の手元の画面を表現する事も出来たりしたんだよね。

ドリキャス側のゲームからビジュアルメモリにゲームのデータを転送して単独でゲームを遊べたり、手元画面になったりとかその後の他社のゲーム機でも実装されたりした機能をいち早く採用していたあたりは先見の明だけはありすぎるセガならではのハードウェアだったんだよね。

ただ、ビジュアルメモリはコンセプトは良かったけど当時の技術ではあまりにも非力な部分があって、動作できるゲームはキーチェーンのゲーム機レベルでメモリの保存容量も小さく電池の持ちも悪かったのですぐ電池切れでドリキャスを起動する度にコントローラーからビジュアルメモリのビープ音がなったのも当時のユーザーとしては見慣れた光景だったんじゃないかしら。

そんなビジュアルメモリの欠点を解消しようとしたのが海外でセガ非公式で行われている次世代ビジュアルメモリのプロジェクト、液晶画面の暗さはバックライト付きで今の世代の液晶画面で解消してバッテリーを内蔵する事で電池切れの心配も減ったと、更にはmicroUSBポートを搭載してPCとデータをやり取り出来たりmicroSDカードを使って容量を増加させたりも出来ると。

クラウドファンディングでは出資を募るのと先行発売を兼ねた形かな、1個から3個まで購入が可能で日本向けにも発送可能、1個購入する場合だと送料などを込みで大体2万円位になるんだけど今でもドリキャスを使っているって人には注目してみても良いかも。

ドリキャスは発売からまもなく24年、セガの家庭用ゲーム機事業からの撤退が発表されてから20年以上が経過するんだけど当時のハードウェアへの思い入れが強いひとはまだまだいるんだろうなぁ。

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『ポケモンGO』で知られるNianticと「マーベル」が手を組んだARモバイルゲーム『WORLD OF HEROES』発表、2023年に配信決定。スパイダーマン、ウルヴァリンと手を組みマルチユニバースを守る

ポケモンGOを始めとして数多くの位置情報とARを使ったゲームを手掛けているNianticが今度はマーベルとコラボしてゲームを作るみたい。



どんなゲームになるかの詳細は不明でティザームービーが公開されている形かな。

ティザームービーを見るとスマホを持った人がマーベルヒーローの技を使って何者かに立ち向かうって感じになっているんだけど位置情報でヴィランなどが登場してその場にいたプレイヤー同士でARを活用して戦う感じかしら。

ヒーローそのものを集めるってよりもヒーローの力を集めるって感じになるのかしら。

位置情報を使ったゲームだとどうしてもポケモンGOとか集めることを主体としたゲームの印象が強くなるんだけどバトルを主体としたARゲームだとしたらそれはそれで面白いかもなぁ。

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元アトラスの目黒将司氏,「Guns Undarkness」のクラウドファンディングを9月12日より実施。ステルス+ターン制コマンドバトルの“戦略JRPG”

アトラスでペルソナシリーズのサウンドなどを手掛けていた目黒将司氏が同社から独立して新作ゲームを作る事を発表していたんだけどそのクラウドファンディングがスタートしたみたい。

ゲーム内容は近未来を舞台とした戦略ゲームみたい、ターン制でキャラクターを相手から見つからないように操作して戦場で戦う感じかしら、世界観とかゲーム性とかペルソナとは違った感じになっていてアトラスでは出来なかったゲームを作ろうって感じがある。

クラウドファンディングの目的は開発資金の調達の他に出資者に先行してプレイしてもらいそのフィードバックを受けてより良いゲームを作り上げようって感じかしら。

対象プラットフォームはまずSteamでクラウドファンディングのストレッチゴール次第では家庭用ゲーム機向けの開発も目指したいみたいで、プレステ・任天堂・Xboxと具体的なハードを指定せずにしているから家庭用版が出るとしても更に数年先って事だろうなぁ。

大手ゲーム会社から独立した人がクラウドファンディングでゲームを開発する時ってメーカー所属時代のゲームのイメージを強く残した作品を作りがちなんだけど目黒氏みたいな元の会社では出来なかったゲームを作ろうとするのって珍しいから注目したいな。

ちなみに目黒氏はフリーランスになったけれど引き続きアトラス向けのサウンドの仕事もするみたいね。

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「保存」のアイコンに現在も生きる、フロッピーディスクの今昔

アプリケーション各種での保存を示すアイコンってフロッピーディスクなんだけど今の時代にフロッピーディスクドライブを搭載したパソコンなんてほぼ存在しないんだよねぇ。

フロッピーディスクが一番普及していた頃の3.5インチサイズの2HDと言う規格の容量って1.44MB、今のSDカードとかの一番安い価格帯の容量とかが8~16GBで5千~1万倍の容量があるんだよね。

そもそも1.44MBだとスマホのカメラで撮影した画像の保存すら出来なかったりするんだよなぁ。

それでもアイコンとしてフロッピーディスクが使われてるのってそれこそ何十年も使われて馴染んてるからってのがあるからかな、フロッピーディスクは知らないけどアイコンは知ってるって人はかなり多いんじゃないかしら。

同様の事はスマホとかで通話する時のアイコンもあるよね、電話の受話器だけど家に固定電話が無いって人も増えただろうしなぁ。