2022年2月12日のアレコレ | ゲームを積む男

2022年2月12日のアレコレ

関東とかの雪に比べたらましなんだけど寒いのは嫌っすよ。

ーーーーーーーーーーーーー
『ライブアライブ』HD-2Dリメイクの新要素や変更点を時田貴司氏に訊く。何度も続編やリメイクにトライし断念、浅野チームに合流してついに実現

先日のニンテンドーダイレクトにて発表されたHD-2Dリメイク版のライブアライブについてオリジナル版のディレクターでリメイク版のプロデューサーを担当するスクエニの時田氏への結構長文なインタビュー記事が公開中。

時田氏は半熟英雄やFFIVなどに関わってきたけれどライブアライブが初めてディレクターを担当した作品だそうで、それだけに思い入れが高い作品なんだそうで。

オリジナルのライブアライブは1994年に発売されたタイトルで旧スクウェアと小学館のタッグで生み出された作品と言う触れ込みだったんだけど作品の評価は高いものの知る人ぞ知るマイナーな作品という扱いになっていたんだよね。

それはオリジナル版の発売が任天堂のMOTHER2と発売時期が被っており(MOTHER2が1994年8月27日でライブアライブが1994年9月2日)、MOTHER2が今でも人気の高い木村拓哉氏をCMキャラクターに起用して大規模なテレビCMを展開して話題になっていたのに対してライブアライブは宣伝規模が狭くてどうしても埋もれてしまったってのがあったり。

また、小学館とのコラボプロジェクトと言う事もあってそれ以外の出版社では扱いづらいタイトルだったってのも埋もれてしまった原因にもなったかも。

そんな埋もれてしまったライブアライブは本来ならそのまま忘れられてしまいそうなタイトルでもあったんだけど作品の強烈な印象から根強いファンが忘れちゃいけない名作として語り付く事があって、時田氏自身も事あるごとに同作を思い出すように草の根運動的にイベントをやったりグッズを出したりしていたんだよね。

そうした中で流れが変わったのがバーチャルコンソールでのリリースと時田氏が浅野チームに合流した事があったみたいで、バーチャルコンソールでのリリースは任天堂からのオファーがあったみたいで小学館との権利関連の調整が出来たりしたのがあっておそらくそれは今回のリメイクでも生かされているんじゃないかと。

で、浅野チームへの合流はオクトパストラベラーから生まれたHD-2Dと言う手法が90年代のドット絵ゲームのリメイクとの相性が良いのが大きかったんだろうなぁ。

HD-2Dの手法はオクトパストラベラーで生まれた後にオクトパストラベラーのスマホ版や近日発売予定のトライアングルストラテジーでも使われて、更にはドラクエ3の再リメイクでも活用される技術。

ドット絵のキャラクターと3Dの背景と言う90年代後半から使われている技術を更にブラッシュアップした感じのものでドット絵の良さとHDグラフィックの見栄えを共存させた良い手法なんだよね。

これまで2Dゲームのリメイクと言ったらドット絵をそのまま細かく書き込み直すかドット絵のゲーム性を3Dグラフィックの置き換えるか完全3Dに作り直すかって選択で、そこに新しい選択肢としてHD-2Dと言う可能性が生まれたのは大きいだろうなぁ。

それにしてもライブアライブのリメイクは発表から発売までそれほど間もないけれど昨年発表されたドラクエ3のHD-2D版はいつになるんだろうね。

ーーーーーーーーーーーーー
『ライブアライブ』リメイク発表に『UNDERTALE』のtobyfox氏大興奮!「あの曲」の由来も併せて語る

そんなライブアライブのリメイク発表に喜んだのがUNDERTALEの開発者であるtobyfox氏。

UNDERTALEのバトル曲としてMEGALOVANIAと言う楽曲があって人気が高いんだけどそれのタイトルの元ネタとなったのがライブアライブのバトル曲として高い人気を誇るMEGALOMANIAと言う楽曲だと言うわけで。

MEGALOMANIAは楽曲そのものの完成度の高さは当然あるんだけどその使われ方も含めて強烈な印象を与える楽曲でもあって、それをリスペクトするってのもわかる気がするなぁ。

tobyfox氏は元々MOTHER2のゲームROMをハッキングしてアレンジする事からゲーム開発を始めた経緯があってこの時代のドット絵RPGを高くリスペクトしているってのがあるかな。

とは言えMOTHER2は海外でリリースされたけどライブアライブのオリジナル版は海外ではリリースされなかったのでどうした経緯でMEGALOMANIAを知ったのかは気になるところ、多分動画サイトとかで挙げられた楽曲かなぁ。

しかし今回のライブアライブのHD-2Dリメイク版は海外でも日本と同日リリースなのでこれまで知らなかった人もニッコリじゃないでしょうか。

ーーーーーーーーーーーーー
Switch版「No Man's Sky」が2022年夏に配信!宇宙を旅して幾多の惑星を探索するアクションアドベンチャー【Nintendo Direct】

No Man's Skyは様々な紆余曲折を経たゲームだったけど最初の発売から長い年月を経てようやく花開いた感じかなぁ。

元々はイギリスのインディーゲーム会社が2015年に発表したタイトルで1800京個を超える惑星が存在して自由度の高い宇宙探索が出来るアクション・アドベンチャーとして期待を煽る内容だったんだけど、いざ2016年に発売したら当初の発表通りのゲームが実現出来てない事で大きな批判を受けて。

そこから本来予定していた次回作を後回しにして作品のアップデートに注力して徐々にコンテンツを増やしていくアップデートを行っていって、Steamでのユーザーレビュー当初の「ほぼ不評」から「賛否両論」へと持ち直して、昨年にはついに「やや好評」まで覆す事に成功したんだよね。

そして対象ハードも最初はPCとPS4だったのがXbox Oneが対象ハードに加わって発売から6年になるタイミングでSwitch版もリリースする事になるみたい。

最初のボタンの掛け違いの痛手は大きかっただろうけどその失敗から諦めなかった事が繋がったって事だろうなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
「Portal」と「Portal2」がセットになってNintendo Switchに登場。「Portal: コンパニオンコレクション」は2022年内配信

Portalって今まで意外と任天堂ハードに出てなかったんだよね、スピンオフ作品はSwitchでもリリースされたけど。

PortalはSteamの運営でおなじみのValveがリリースしたアクションパズルゲームでプレイヤーはなぞの研究施設に囚われた状況から空間をつなげるポータルガンを使ってエリアを進んでいって研究施設の謎を解き明かし脱出を目指す内容。

Portalは2007年に、Portal2は2011年にPC及びXbox360とPS3向けに発売された作品で今回のSwitch版は基本的に過去に発売された作品と同内容かな。

古い作品ではあるものの今でも独特なゲームシステムや一風変わった世界観などは今まで遊んだことがなかった人にも良いと思うなぁ。

PC版はSteamのセールなどで定期的に投げ売り価格になっておりそれで手に入れたって人も多そうだけどSwitch版は海外では19.99ドルと言う話なので日本では2000円前後になりそうかな。

ーーーーーーーーーーーーー
サンコーが「自宅でたき火の雰囲気を楽しめる」卓上加湿器を発売 炎がリアルすぎて怖いレベル……!

加湿器から発生する湯気にオレンジの光を当てる事で炎っぽい感じにしてるんだね。

面白い事考えるけど明るい場所だとわからなさそうね、あと冬限定やねぇ。