2020年6月14日のジメジメ | ゲームを積む男

2020年6月14日のジメジメ

梅雨が本格化してきたから普通に湿気で不快っすね。

でもまぁこれは仕方がないわねぇ。

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セガ:どうして目が離せないのか ファンが考える「二つの理由」

セガというメーカーは本当に不思議な存在。

かつてはSG-1000からメガドライブ、セガサターンにドリームキャストとゲーム機のメーカーとして有名で特にメガドライブ時代にはアメリカでは任天堂に並び立つシェアを築いていた事もあったりしたんだよね。

それがセガサターンの北米展開の失策とさらなる競合メーカーの登場によって徐々に疲弊していってドリームキャストを最後にゲーム機事業からは撤退、その後はソフトメーカーとして活動しているんだけどそちらもせっかくゲーム機時代に築いた資産を活かせずにお世辞にも上手に行っているわけじゃないわけで。

それでも新規コンテンツである龍が如くがヒットしたりして様々な形で生き残っていてコンパイル倒産時にはぷよぷよシリーズの資産を手に入れたりゲーム開発から撤退していたテクノソフトの権利を得たりとか親会社が瀕死だったアトラスを子会社化したりと何故か拡大に成功していっている側面もあったり。

そうしたセガを支えているのはなぜかほっておけない気持ちになるファンの存在も大きいんだろうなぁ、普通はセガくらいの規模のメーカーがこの程度のヒット作で推移していたら普通は倒産するなりもっと大規模なメーカーに買収されてもおかしくはないんだけどそれが発生せず独自で生き残っているのはひとえにセガが持つ謎の魅力なのかも。

思えば、ドリームキャストの頃からネットワーク機能を標準搭載していたりして他より10年先を進んでいた事があったんだけどそれが標準になった時に上手く行かせてなかったのもセガらしさなんだろうなぁ。

10年先を進んでると言えば、かつてセガが出していた格闘ゲームシリーズであるバーチャファイターの主人公であるアキラの決め台詞が「10年早いんだよ!」だったんですが、10年先を進んでいるってイメージはそこから来てた部分もあるかも。

ただ、そのバーチャファイターもシリーズが途絶えてしまっており後発のライバルだった鉄拳シリーズが長期間続いている3D対戦格闘ゲームシリーズとしてギネス申請を行っているのを見ながらセガは何を思うのか。

何も思ってないだろうなぁ。

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名作「アレックスキッドのミラクルワールド」が“DX”となって復活。海外向けに2021年リリースで,Steamにはストアページがオープン

そんなセガがかつてリリースした伝説のゲームがリメイク。



アレックスキッドは80年代にセガが生み出したキャラクター、メガドライブ初期にまで存在していたけどそれ以上にセガを代表するキャラクターとなるソニックが生まれた事によって一線から退いた存在なんだよね。

アレックスキッドのミラクルワールドはそんなアレックスキッドの第1作でセガの家庭用ゲーム機であるセガ・マークIIIにて発売されたタイトル。

既にスーパーマリオが大人気だった中でそれに負けないキャラクターを作ろうとして作られた同作は猿っぽい見た目の主人公がアニメ調の世界を冒険するアクションゲームで、パンチによる攻撃やバイクやヘリコプターでの移動にじゃんけんでのボス戦などマリオにはない魅力を生み出そうとしていたのが見られたかな。

結果的にミラクルワールドは高評価だったけどマークIIIがそこまで普及していなかったのもあって大ヒットには至らず、その後は様々な形でタイトルが発売されたけど1991年に生まれたソニックが大ヒットしたことで静かにシリーズが終了していたんだよね。

そんなアレックスキッドは現在Switchで展開されているSEGA AGESシリーズではシリーズ共通デモの案内役として登場しているけど評価の高かった1作目がリメイクされる事になったみたい。

リメイク版は基本的なゲームシステムやステージ構成にバランスはオリジナルを踏襲してグラフィックを大幅に強化させた感じかな、数年前にSwitchやPS4向けに発売されたモンスターワールドIIのイメージに近いかも。

本作はセガのライセンスを受けて海外メーカーで開発されている物となり現行機やPCはもちろんPS5やXbox Series Xなどでも配信予定なんだとか。

次世代機にまで広がるアレックスキッドに驚き。

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新型コロナがゲーム業界に与える影響は? ゲーム音楽制作会社ノイジークローク・坂本英城氏に聞く、現状と今後の展望

ゲーム音楽の制作会社として新型コロナウィルスがどんな影響を与えているかと言う話。

音楽制作はその大半が一人ないしは少人数で行われる事が多くてどちらかと言うと静かに集中できる環境が大事だからテレワークとの相性が良いみたいで、実際に今年に入ってから既にテレワーク環境への移行が行われていたから大きな影響は少なかったとか。

ただ、大人数で行うオーケストラの収録やライブイベントなどは軒並み駄目になっている他にゲーム音楽制作自体も依頼するクライアントが新型コロナウィルスの影響で制作がストップなり遅延している事での影響は避けられてない感じ。

ライブイベントの再開は当分難しそうではあるけどオーケストラの収録に関してはテレワーク環境で行える仕組みづくりが行われているみたいで、それが上手く行けばゲーム音楽の制作はなんとかなりそうかなぁ。

あとはライブ関係がどうなるかだろうなぁ、少なくとも今年は人が密集するライブは実現不可能だろうからオンラインライブなどを中心にしていくかしら。

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バットマン、ハリー・ポッター、レゴなどの版権ゲームを持つワーナーのゲーム部門が売却交渉中と報じられる

ワーナー・ブラザースのゲーム部門であるWarner Bros. Interactive Entertainmentが売却に向けて交渉されているんだとか。

ワーナーのゲームと言えば各種のレゴゲームが大きいんだけどワーナーグループのメリットを生かしてレゴの版権ゲームやバットマンなどもあったり、最近ではモータルコンバットシリーズの展開も行っていたりするんだよね。

親会社であるAT&Tの財務強化の為に売却されるみたいでWarner Bros. Interactive Entertainment自体は不調でもなんでも無いわけで、そりゃ海外の大手メーカーが興味を示して交渉が進むわけですね。

これで実際に売却されたとしたらどうなるかなぁ、当分の間は版権タイトルは継続されるだろうけど。