2018年11月15日のアレコレ | ゲームを積む男

2018年11月15日のアレコレ

む、一気に寒い。

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eスポーツには,楽しくゲームを伝える“名人”が必要。高橋名人誕生秘話も語られた「高橋名人が語る昔と今のTVゲーム業界」レポート

往年のゲームファンにはお馴染みの高橋名人が日本工学院専門学校の学園祭にてeスポーツに関するトークショウを行ったみたいで、そのレポート記事が掲載。

高橋名人はかつて存在したハドソンと言うゲームメーカーの広報としてゲームのデモンストレーションを実践していて当時のファミコンブームを牽引していた一人で、各ゲームメーカーが広報担当者を名人と銘打って顔役にしていた流れの先駆けでもあったんだよね。

ワンダーボーイと言うアクションゲームがファミコンに移植される時に主人公を高橋名人にしてタイトルも「高橋名人の冒険島」と銘打って出して大ヒットした事もあるからそこで知っている人も多いかしら。

そんな高橋名人の講演なんだけど、今の日本におけるeスポーツって様々な問題を抱えていてそれらについてわかりやすく説明されているのは流石長年子供を相手にゲームを紹介していただけはあるなぁ。

現状の日本におけるeスポーツって様々な規制のおかげで賞金額を上げられずに夢を実現出来る場所じゃないってのがあるのと、業界団体は作られたけれどそこも各社の思惑が強くて世界のトレンドと若干ズレが存在しているのと、更にはプロライセンス自体が不透明な部分があるのも将来性の上でかなり心配な部分。

eスポーツをオリンピックにって話も、現在も大会が開かれているゲームは特定のメーカーが作ったゲームのルールによって決まっちゃうから難しい訳で、統一ルールで定められたオリンピック競技用のゲームが作られない限りは無理だってのもわかりやすい。

問題は山積みなんだけど高橋名人みたいにゲームの顔となる人が減っているのも問題が大きいんだろうなぁ、そのゲームを知らない人にでもわかりやすく説明出来たりとか多くの人が名前を知ってるような人が出てこないと難しいのかしら。

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任天堂と海外ROMサイトの訴訟が決着か。サイト管理人が任天堂に約14億円を支払うことで合意との報道

海外で違法にゲームのデータを配信していたサイトと任天堂との訴訟は結果的に任天堂側の勝利って形になるかな。

一応和解って形にはなっているけれどサイト管理者側が任天堂に約14億円も支払うって事で違法ROMの配信にはそれだけのリスクが伴うってのが知られたんじゃないかしら。

実際に今回の訴訟を受けて自分たちに火の粉が降りかかる前にサイトを閉鎖したところも多いみたいで、もちろんまだまだかなりの数が存在しているみたいだけど今回の判例も出た事で任天堂としても対応しやすくなってきているんじゃないかしら。

もちろん、こうしたサイトを減らすからには古いゲームを今遊ぶ手段も用意して欲しい部分はあるけどねぇ。

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“風ノ旅ビト”のMatt Nava氏が開発を率いた傑作海洋アドベンチャー「ABZÛ」の海外Nintendo Switch対応がアナウンス、発売は11月29日

PS3とかで発売された風ノ旅ビトのアートディレクターとサウンドクリエイターが携わった海洋探索のアドベンチャーゲームで、2年前にPS4/XboxOne/PCで発売されたんだけどそれがSwitchにも展開されるみたいで。



フォトリアリスティックじゃないんだけど青さが印象的なグラフィックに様々なオブジェクトや海洋生物の存在など、単純に泳いでいるだけでも癒やされそうな感じがあるよね。

Switch版は特に新規要素があるみたいじゃないけどTVモードでも携帯モードでも楽しめそうだから改めて遊ぶのも良いんじゃないかしら。

気になるのは国内展開の有無、現時点で海外ではあらかじめダウンロードがスタートしているけど日本ではその様子が見られないから11月29日には国内販売はなさそう。

風ノ旅ビトのクリエイターが関わっているって事でPS4の国内版はソニーが販売を行ったのでSwitch版の国内販売があるなら別のメーカーになるだろうけど難しいかなぁ。

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PS4版「PUBG」リリース決定!DL版は12月7日発売

一部の国のレーティング機関に登録された事で発売が噂されていたPS4版のPUBGが正式に発表されて日本国内でも販売される事に。

PUBGは大人数で展開される大規模バトルロイヤルゲームの先駆けとなったゲームでPCやXboxOneやスマホでは既に展開済みなんだけど後発となったフォートナイトとかが基本無料でヒットとしたのに対してこのタイトルはパッケージ版が有料で更にアイテムに課金するスタイルなんだよね。

PS4版のダウンロード版の特典としてアンチャーテッドの主人公の衣装がもらえるみたいだけど他機種とのクロスプレイとかは特に明言されてなくて出来ない感じかしら。

こうした大規模なゲームは一緒にプレイするユーザーが増えれば増えるほど面白くなるだろうけどなぁ。

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クラシックなDOSゲーム30本以上を収録する「PC Classic」開発中。約1万円で2019年出荷予定

こうしたのを見ると小型で複数のゲームが収納されたPnPゲーム機にミニチュア要素を加えたニンテンドークラシックミニシリーズがヒットしたのは大きいんだなぁって思ったり。

ただミニチュアだけど実際にゲームが遊べるってのは普通に魅力的だし集めたくなっちゃうよねぇ。

ずるい。