2014年8月30日の穏やかじゃない | ゲームを積む男

2014年8月30日の穏やかじゃない

昨日のニンテンドーダイレクトが穏やかじゃなかった。



岩田社長が復帰、手術と療養期間があったから痩せたのと若干声に張りがない感じがするのが気がかりではありますがひとまず元気そうでなにより、無理をせずに頑張っていただきたい所。

それはともかく主だった内容は
・スマブラにシュルク(ゼノブレイド)参戦
・ブレイブリーセカンドプロモーションビデオ公開
・ファイナルファンタジーエクスプローラーズ新情報
・ワンピース超グランドバトルXの紹介
・新世界樹の迷宮2の紹介
・ニンテンドー3DSの新機能であるホーム画面のテーマ変更の紹介
・新型ニンテンドー3DS「Newニンテンドー3DS/Newニンテンドー3DS LL」の発表
・Newニンテンドー3DS専用ソフト「ゼノブレイド」の公開
と、言った感じでまさにゼノブレイドに始まってゼノブレイドで〆たゼノブレイドダイレクトと言っても過言じゃない内容(過言です)。



スマブラのシュルク参戦は事前にリーク情報なのか妄想画像なのかはっきりとしない物が流れてしまっていたからインパクトが弱かったけれど2010年に日本で発売されて根強いファンがいるとは言えまだ任天堂ブランドとしては歴史の浅いキャラクターの参戦はファンには嬉しい所。

神剣モナドを振り回すバトルスタイルは他の剣術キャラクターとはひと味違うし、モナドのタイプを切り替えるのも戦略性がありそう、トドメの一撃で登場する二人や参戦PVの最後に出てくるあいつとかファンならグッと来る要素が入っているのもポイント。

あと、スマブラの3DS版とWii U版を両方購入してクラブニンテンドーに登録した人にはスマブラ3DS/Wii Uのサントラが貰えるってのも良いプロモーション、スマブラシリーズは様々なゲーム音楽製作者が過去の任天堂タイトルの楽曲をアレンジした豪華なBGMも特徴だけど権利的な都合もあってこれまで音源化は殆どされなかった事もあって完全じゃないとは言え音源が手に入るのは嬉しいなぁ、初めから両方買うつもりだったけど。

ブレイブリーセカンドはまだチラッとしかゲーム画面が見えなかったけれど基本としては前作を継承した作り、良かった部分をそのまま継承する作りは素直な続編の作り方だと思う。

ファイナルファンタジーエクスプローラーズは動いている映像を見るとモンハンっぽくもあり、PSOっぽくも見えるからちょっと気になる感じ、過去のFFシリーズのジョブが色々と登場するだけじゃなくて過去のシリーズに登場したキャラクターに変身してBGMまでその作品に変わるってのは面白い感じ。

ワンピース超グランドバトルXはガンバリオン開発のアクションゲーム、アニメ本編よりも低い頭身のデフォルメキャラクターが乱闘するのは過去にガンバリオンが開発したジャンプスーパースターズっぽい感じもあって楽しそうかも、ただスマブラと発売日が近いのがちょっと大変かもなぁ。

新世界樹の迷宮2は基本として前作(新世界樹の迷宮)と同じでDS版の2作目をベースにストーリーモードを追加した内容ですが、主人公が変身能力を持っていたりとか料理やトレードなどの要素も加わって原作を遊んだ人でも楽しめそう、今回もクラシックモードは搭載されるのかしら。

10月のアップデートで搭載されるホーム画面のテーマ変更機能はスマホとかにはよくある機能なんだけどマリオとか任天堂キャラクターを使ったホーム画面はやっぱり見栄えが良いしこれまでのホーム画面からイメージを変える効果もあるかな。

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ニンテンドー3DSシリーズに新ラインナップ登場
「Newニンテンドー3DS」「Newニンテンドー3DS LL」
10月11日に発売


Newニンテンドー3DS

で、重要なのは中盤から発表された新型のニンテンドー3DSこと「Newニンテンドー3DS」シリーズなのです。

外観上で現行3DSシリーズから大きく変わったのはABXYボタンの左上に新しく搭載されたCスティクとL/Rボタンの横に搭載されたZL/ZRボタンの存在、これらのスティック・ボタンは拡張スライドパッドと互換になっているのでモンハンとか遊ぶときに便利になりそう、それに来月発売予定の3DS版ドラクエ10でも便利に使えそうな予感もあり。

中身での大きな変化はメインのCPUが性能向上した事によって様々な部分で現行3DSよりも使い勝手が向上しているのがあるかな、特に内蔵カメラとジャイロセンサーを使って視線のズレを補正して立体視を維持する機能は3DSの立体視における弱点をフォローする感じもある。

内蔵ブラウザの速度上昇とかもそうだしニンテンドーeショップからゲームをダウンロードする場合の速度向上とかもこれまで3DSを使っていて不満に思っていた部分だからメリットが大きそうだなぁ、内臓ブラウザのペアレンタルコントロールの解除がクレジットカード必須で30円ってのは現行3DSでアレコレあった事を考えると仕方がないかな。

あとNFCリーダーライター内蔵によってamiiboが使用可能になるのも大きくて、遊びの幅が広がるだけじゃなくて電子マネーの決算とかも可能になったりするのもあるし、あと現行3DS向けに用意される専用リーダーライターと違って3DSの下画面に直接置くって仕組みが色々と遊びを増やしそうな予感もある。

現行3DSからNew3DSへは例えばゲームボーイカラーのカラー液晶とかニンテンドーDSiのカメラ・ストレージ機能みたいな目立った追加ポイントが少ないかも知れないけれど遊べるゲームの幅を増やすパワーアップがされて着実に一歩進んだ感じかな。

New3DSは現行3DSよりもスペックが向上しておりNew3DS専用としてゲームを開発すれば今までの3DSでは出せなかったゲームが出せるようになるのもポイント、その一例としてゼノブレイドが移植されるけれど映像を見る限りWii版がほぼ再現されているしこれからも特にWiiで発売されたタイトルがNew3DS向けに移植される可能性はありそう。

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Newニンテンドー3DSはこれまでのノーマルサイズを継承する物と、3DS LLのサイズを継承する2つのサイズバリエーションが初めから展開されるのもポイント。

本体発売時に出るカラーバリエーションはノーマルサイズは白と黒で、LLはメタリックブルーとメタリックグレーとなっている感じ。

ノーマルサイズにはきせかえプレートと言う機能が搭載されていて本体と同時に発売される専用プレートを差し替える事によって様々なバリエーションが実現出来るってのもポイントが高そう。

プレートに連動したホーム画面もそれぞれに存在するらしいし、持ち運びがしやすいサイズのNew3DSにきせかえプレートと独自ホーム画面のセットで自分らしさをアピールできる効果もあるよね。

あと、きせかえプレートってゲームソフトとの同梱版とかも期待できるかもなぁ、これまでは本体同梱版とかで限定本体は多かったけれどきせかえプレートなら今まで使っていた本体を変えずに限定をアピールできるし。

逆にNew3DS LLはきせかえプレートは非対応、これはおそらく本体サイズや重量が大きくなりすぎる事を防止する意味があると思うけれどそれ以外にも現行3DSでノーマルサイズとLLの販売数の差が結構ある事を考えてNew3DS LLはカラーバリエーションを増やしていって、ノーマルサイズのNew3DSは白と黒のみできせかえプレートを増やしていく感じもあるんだと思う。

ゲームソフトとセットで販売する限定本体とかはNew3DS LLで増えていく感じかな。

女性や子供だったり持ち運び用としてノーマルサイズがあって、男性とか家で遊ぶ用途とかでLLがあって使い分け出来そうなのにそれが未だに出来ないのはちょっと残念。

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New3DSって日本先行発売だけれど、コレは日本と海外における3DSの戦略の違いも大きいかな。

3DSやVita等の携帯ゲーム機は日本でも海外でもスマートフォンとの戦いがあると思うんだけど、日本ではそうしたなかでも3DSじゃないと遊べないゲームとかが多くて一定以上の地位を築く事が出来たってのがあって、そのゲーム機の市場を更に固めるためにゲームで出来る事を増やしたNew3DSをアピールしていくんだろうと。

逆に海外では廉価なスマートフォンが普及している事もあって中々携帯ゲーム機が普及しづらくて3DSも苦戦しているから更に廉価な2DSをメインにして市場を築いていく真っ最中と、そんな状況で現行3DSよりも価格が上昇してしまうNew3DSを出すのは厳しいだろからもう少し市場が熟れてから出していくんじゃないかな。

そうした市場性の違いを考えると日本で2DSが出る可能性ってのは非常に低く感じられるわけです。

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ちなみに北米任天堂の社長が氷水を被りましたよ。



みんなトロピカルフリーズって言いすぎ。

ちなみにゴリラ…じゃなくて北米任天堂社長は次の指名は行わなかったみたいですね。