ぐったりと2013年11月10日 | ゲームを積む男

ぐったりと2013年11月10日

また日曜日に一日中眠ってしまう罠。

流石に今日はB-1は行かなかったけれど天気が悪い分だけ初日程はこまなかったかもなぁ。

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イシイジロウ氏ら第一線で活躍するクリエイターがアドベンチャーゲームを語り尽くす!――「弟切草」「かまいたちの夜」から始まった僕らのアドベンチャーゲーム開発史(前編)

一線級って言うか何ていうか。

アドベンチャーゲームって言うよりも所謂ノベルゲームと呼ばれる系譜のタイトルに多く関わっている作り手達のインタビューで、見ていて色々と面白い部分は多い感じ。

「アドベンチャーゲーム」とひとくくりにされるゲームでもその中身やゲームの構造ってのは本当に様々な種類があったりするんだよなぁ。

オーソドックスなアドベンチャーゲームってのはゲームの中で正解と呼ばれるポイントがあって、それ以外の様々な部分の中からその正解を選択するなり調べるなりすると物語が進むポイントが成立…所謂「フラグが立つ」状態になってストーリーが成立してゴールとなるエンディングへと進んでいく様な感じって言うのかな。

それに対してノベルゲームの多くはストーリーの中の選択肢を選ぶことでそれに応じたストーリーが変化して物語が進んでいくと言うか、中には物語がループしていて選んだ選択によってフラグが立って物語が変化していく内容とかもあったりして複数のエンディングが存在するのが大きな違いというかな。

これらのストーリーの構造って実はアドベンチャーゲームに限った話じゃなくて、物語性のあるゲームの多くにそのどちらかの構造が取り入れられたりもするんだよな。

ドラゴンクエストのストーリーを進める構造なんかはまさにポートピア連続殺人事件の頃から変わってない感じがあって、ドラクエ2でサマルトリアの王子を仲間に入れる過程なんかは「サマルトリアの城で王様から話を聞く→勇者の泉で洗礼を受けつつ王子の事を聞く→リリザの町で王子に出会う」ってフラグを立てていく事で仲間になる訳だし、そうして王子を仲間に入れておかないと次のエリアに進めないってのもフラグ立てになってると。

対談の中で面白いのはかまいたちの夜の話で、コレにはそうしたフラグを立てる要素が含まれてなくてプレイヤーが先の展開とか「この人物は犯人では無かった」って情報を知っている事を前提とした構造になっている事があって、それを前提として選択肢を選ぶ事で真犯人にたどり着く事が出来る構造があるってのが凄いことだなぁって思ったり、作る側は大変そうだけど。

かまいたちの夜の構造では「プレイヤーが情報を知らなくても真犯人にたどり着く」って可能性もあるんだけね、その場合でも登場人物達が疑心暗鬼の状態で本質を表していくストーリーの展開もあるし根本が変わっているストーリー展開もあったりするのでボリューム不足を感じさせない工夫はされてるし。

こうした構造って海外のRPGとかクライムアクションゲームが近いのかも、オープンワールドで初めから様々な場所へ進める構造はプレイヤーごとにゴールへ到着する内容が変わってくるし、プレイヤーキャラクター自体が強くなってないと強敵に返り討ちに合う可能性もあるけどフラグ立ちとはまた違うストーリー構造になっているのがわかる気がする。

マルチエンディングってのはどんなキャラクターでも殺すことが出来るから物語の横幅を広げる意味で便利なのかもなぁ、ストーリーの縦幅を広げるにはストーリーの長さを増やす必要があるけれど横幅を広げる場合はある程度の共用も出来るし。

だから、逆転裁判みたいなマルチエンディングではない縦幅で勝負しているアドベンチャーゲームって少なくなったのかもってのも思ったりしたのです。

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米任天堂・レジー社長が語るスマートデバイス展開。「マーケティングで活用する方法を常々考えている」

この辺りの話は岩田社長も言っている事かな、スマートデバイスは拒否するものじゃなくて必要に応じて共存する事が出来る存在と言うか。

任天堂がYouTubeに動画を積極的にアップするようになったのはそうした事を狙っているのは間違いないと思う、スマートフォンのほぼすべてが標準でYouTubeを閲覧できる様になっているのだからそこでプロモーション映像を流させない手は無いと。

YouTubeの動画とかはTwitterなりLineなりを通じて個人間で拡散されることがあるからそうして口コミでの閲覧者が拡大していけばそれが大きなプロモーションになるんだろうと。

Miiverseをうまく連携させるのもそうした中の一つだろうなぁ、Miiverseに書き込みが出来るのはあくまでもWii Uを購入してニンテンドーネットワークIDを取得した人のみなんだけどそこでの書き込みとかは外部で閲覧出来るようになってるし。

スマブラ開発中の桜井氏がMiiverseに最新画像を投稿してもそれをWii U以外からでも閲覧できる様になっているからプロモーションになるし。

「任天堂のゲームタイトルは任天堂ハードでしか遊べない」って前提があるからこそそのプロモーションにスマートデバイスを活用する価値が出てくるんだろうなぁ、だからこそスマートデバイスを活用出来るんだと。

どうせ「スマートフォンに出せ」っていう連中は出ても遊ばないから初めから無視で良いだろうしね。

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Xbox Oneはゲームをプレイするために初日アップデートが必須

ゲームソフトも遊べないってのは気になる話。

多くの人がネットワーク環境を持っているとは言っても持ってない人を切り捨てる形になるだろうし、おそらくはパッケージソフトの中にアップデーターが含まれているとは思うけどね。

海外の本体を日本でプレイする場合がどうなるかが気になるなぁ、多分大丈夫だとは思うけど日本での発売が遅いだけに気になる所。

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iOS「太鼓の達人」に対応、Bluetooth接続の太鼓コントローラ登場

ここまでするならゲーム機と太鼓の達人のソフトを買ったほうが良いと思いました。

このコントローラー自体は構造的にWii Uに転用出来そうな気もするけど無理だろうなぁ。

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「CoD ゴースト」マルチプレイで松田社長が大奮戦!
会場選抜チームとニコニコ選抜チームの戦いの行方は如何に!?


スクエニの社長はちゃんと仕事しろ。

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サイバーコネクトツー松山洋氏のサイン会が12月8日に大阪で開催決定

この社長もちゃんと仕事しろ。