CERO指定逃れとか辞めて欲しい所。
「レーティング取消し」のお知らせ
※PDFなので色々と注意
メルルのアトリエが当初「全年齢対象」となる「CERO:A」で発売されていたけれど実際のゲーム内容で明らかにそれに相応しくない部分が存在して一旦取り消しになったとの事。
ゲーム自体は販売停止じゃないし修正が行われる訳でもなく、追加生産分から再審査されたレーティングで発売される事になるから普通にプレイする分には問題はないんでしょうけどねぇ。
・何故こんな事態になったのか?
CEROへのレーティング審査の為にはゲームその物の提出ではなくて書類の提出が必要らしくて、その書類にはおそらくそのゲームで盛り込まれる要素が網羅されているとは思います。
レーティングの概要に関しては任天堂のサイトがわかりやすいけど、要はゲーム中の表現に「恋愛」・「セクシャル」・「暴力」・「恐怖」・「飲酒・喫煙」・「ギャンブル」・「犯罪」・「麻薬」・「言葉・その他」等の低年齢層にはふさわしくない表現があるかをチェックして、相応しくない場合は5段階の規制表現を行っていると言う訳です。
ちなみにZ指定以外の指定にかんしては特に販売制限が行われるわけでもなく、現実として15歳以上推奨であるCERO:Cのモンスターハンターポータブルが低年齢層にもヒットしている事からあくまでもメーカー側の自主規制としての役割が大きいと思います。
で、今回のメルルのアトリエが問題になったのはおそらく露天風呂イベントの事、これも詳しくはリンク先を参照だけれど明らかに「セクシャル」に該当する部分ですねぇ。
おそらくはこのイベントに対する書類が提出されてなかったのがCERO:A指定になった要因じゃないかと、カメラワークでキャラクターが透けて下着が見えるとかも多少は問題かも知れないけどそれはバグと言えるからなぁ。
現状の発売から1ヶ月位でトータル売上の大半を売ってしまう状況だと、初めにCERO審査逃れをして後から指摘されても痛みが少ないってのも原因としてあったのかも。
・で、何が問題なの?
そもそも、コンピュータエンターテインメントレーティング機構ってのはゲーム業界での自主規制を行うための組織でありまして、それはゲーム事態が公的機関から規制されてしまうのを事前に防止する役割がある筈なのです。
書籍とかが有害図書とかで公的に販売規制されてしまう事とかもありますし、ゲームで販売される地域が制限されたりすると様々なゲームを楽しむための制限につながってしまう可能性だってありますからね。
それが、今回の一見に依って「自主規制自体に抜け道がある甘い制限」って見られてしまうとCEROの制限を理由に公的機関からのゲーム規制を行わせてしまう原因につながったりもするのです。
最悪のパターンとしては「公的機関としてゲームを厳格に審査するための機関を設立」って流れで、そうなるとその機関を維持するための費用としてゲームから「ゲーム税」的な物が加算されてしまう可能性だって出てくるわけです。
更に考えられるパターンとしてそのゲーム税がゲーム以外に使われる可能性なんですけどね。
・今後はどうなるのか
流石にゲーム税ってのは飛躍しすぎた考えですけど、今後は再発防止として何を行うかが重要になります、まずは完成版に近いゲームソフトを提出しての審査とかは必要になりそう。
そうなるとレーティング審査の為に時間が必要になって発売までの期間が延びてしまう可能性も否定できませんが、メーカーからの書類だけで審査すると言う性善説では同じことが続いてしまう可能性だってありますし。
性悪説を前提にするってのはあまり気持ちの良い施策では無いですけどねぇ。
前述のとおり、CEROの指定がゲームの売上に大きく影響する訳じゃないですけど、業界内できちんと審査が行われるってのが安心にも繋がるわけですし、ゲームが他の人から嫌われない様にする為にも今後は厳密な審査が行われて欲しいものです。
※PDFなので色々と注意
メルルのアトリエが当初「全年齢対象」となる「CERO:A」で発売されていたけれど実際のゲーム内容で明らかにそれに相応しくない部分が存在して一旦取り消しになったとの事。
ゲーム自体は販売停止じゃないし修正が行われる訳でもなく、追加生産分から再審査されたレーティングで発売される事になるから普通にプレイする分には問題はないんでしょうけどねぇ。
・何故こんな事態になったのか?
CEROへのレーティング審査の為にはゲームその物の提出ではなくて書類の提出が必要らしくて、その書類にはおそらくそのゲームで盛り込まれる要素が網羅されているとは思います。
レーティングの概要に関しては任天堂のサイトがわかりやすいけど、要はゲーム中の表現に「恋愛」・「セクシャル」・「暴力」・「恐怖」・「飲酒・喫煙」・「ギャンブル」・「犯罪」・「麻薬」・「言葉・その他」等の低年齢層にはふさわしくない表現があるかをチェックして、相応しくない場合は5段階の規制表現を行っていると言う訳です。
ちなみにZ指定以外の指定にかんしては特に販売制限が行われるわけでもなく、現実として15歳以上推奨であるCERO:Cのモンスターハンターポータブルが低年齢層にもヒットしている事からあくまでもメーカー側の自主規制としての役割が大きいと思います。
で、今回のメルルのアトリエが問題になったのはおそらく露天風呂イベントの事、これも詳しくはリンク先を参照だけれど明らかに「セクシャル」に該当する部分ですねぇ。
おそらくはこのイベントに対する書類が提出されてなかったのがCERO:A指定になった要因じゃないかと、カメラワークでキャラクターが透けて下着が見えるとかも多少は問題かも知れないけどそれはバグと言えるからなぁ。
現状の発売から1ヶ月位でトータル売上の大半を売ってしまう状況だと、初めにCERO審査逃れをして後から指摘されても痛みが少ないってのも原因としてあったのかも。
・で、何が問題なの?
そもそも、コンピュータエンターテインメントレーティング機構ってのはゲーム業界での自主規制を行うための組織でありまして、それはゲーム事態が公的機関から規制されてしまうのを事前に防止する役割がある筈なのです。
書籍とかが有害図書とかで公的に販売規制されてしまう事とかもありますし、ゲームで販売される地域が制限されたりすると様々なゲームを楽しむための制限につながってしまう可能性だってありますからね。
それが、今回の一見に依って「自主規制自体に抜け道がある甘い制限」って見られてしまうとCEROの制限を理由に公的機関からのゲーム規制を行わせてしまう原因につながったりもするのです。
最悪のパターンとしては「公的機関としてゲームを厳格に審査するための機関を設立」って流れで、そうなるとその機関を維持するための費用としてゲームから「ゲーム税」的な物が加算されてしまう可能性だって出てくるわけです。
更に考えられるパターンとしてそのゲーム税がゲーム以外に使われる可能性なんですけどね。
・今後はどうなるのか
流石にゲーム税ってのは飛躍しすぎた考えですけど、今後は再発防止として何を行うかが重要になります、まずは完成版に近いゲームソフトを提出しての審査とかは必要になりそう。
そうなるとレーティング審査の為に時間が必要になって発売までの期間が延びてしまう可能性も否定できませんが、メーカーからの書類だけで審査すると言う性善説では同じことが続いてしまう可能性だってありますし。
性悪説を前提にするってのはあまり気持ちの良い施策では無いですけどねぇ。
前述のとおり、CEROの指定がゲームの売上に大きく影響する訳じゃないですけど、業界内できちんと審査が行われるってのが安心にも繋がるわけですし、ゲームが他の人から嫌われない様にする為にも今後は厳密な審査が行われて欲しいものです。