プリンセス トヨトミが良くも悪くも酷かった。 | ゲームを積む男

プリンセス トヨトミが良くも悪くも酷かった。

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「ゲームに例えるならデスクリムゾンだ」とか「漫画に例えるならMMRだ」とか色々と素晴らしい例え方をされていたプリンセス トヨトミをせっかくだから観に行ったのだ。

話の概要は税務官が大阪のとある組織の財務調査に行ってその謎から大阪全体に広がるとある謎に関わっていくと言う内容、序盤だけ東京などのシーンがあるけれど本編は全て大阪で展開される大阪映画。

主役となるのは堤真一と岡田将生と綾瀬はるかの3人組でそれぞれの真面目無愛想・クール・大食い天然とキャラクターが分かれているのは良い、他のキャラクターは基本的に大阪人って設定だけど吉本興業みたいなこてこての大阪キャラクターって設定じゃなくてお笑いになりすぎてない所は好感が持てる。

ただ中井貴一の役はちょっとだけ演技がおかしい気がするけどw

映像は何となくモノトーンな雰囲気、モノクロじゃないんだけど若干だけ非現実感のある作りになっているのはテーマが突拍子も無い部分があるからかも。

大阪と言って自分のイメージではやっぱりお笑いとかこてこての会話とか、そんな部分が先行してしまうんだけどこの映画では人情的な部分とか活気の部分とかをメインにしているのも悪くない部分かな。

元々の小説を2時間の映画に抑えただけに展開も早く進むのでダレる事がなく楽しめるけれどその分無理があるポイントもかなり見られるかなぁ。

(以下ネタバレあり)