2011年5月第3週のランキングを見てみる。 | ゲームを積む男

2011年5月第3週のランキングを見てみる。

1位は「AKIBA'S TRIP」。5万8000人が秋葉原で脱衣バトルを繰り広げた「ゲームソフト週間販売ランキング」
『アキバズトリップ』が初週1位。『DEAD OR ALIVE Dimensions』も好調

実績のある侍道スタッフによる制作で秋葉原が舞台で吸血鬼と脱衣バトルで戦うと言う若干あざとい話題性もあるアキバズトリップが1位、他にソフトが無いってのもあるけれど全く新規タイトルには5万8千本も売り上げているのでかなり立派な成績だと思うな、もしも同時に人気タイトルが出たとしても存在感は発揮できる予感。

逆に2位のデッドオアアライブは前評判の高さを考えると物足りない売上に感じる、3D格闘ゲーム自体が下火なジャンルってのもあるんだけれど新ハードであるニンテンドー3DSでまだまだソフトが少ない現状とかを考えても物足りない売上だよなぁ、発売日からコスチュームを配信するとか初速の勢いをださせる施策を見せていても物足りな感じ。

とは言え、物足りない売上でもニンテンドー3DSソフトではロンチ以来の最大の売上って話だから現状のニンテンドー3DSの市場がまだまだ出来上がってない部分を明確に感じられるって言うか、任天堂は自社タイトルで売れる物をまだ抑えているから余裕かも知れないけれどそろそろ真面目に危機感を持って欲しい所。

4位にグングニルが入ったのもPSPの好調を感じさせる部分、現状のPSPは少し前評判の高いタイトルが出るとそれなりの結果が出せる市場になっているってのは日本のマイナーだけど根強い人気のあるソフトメーカーには心強い市場になっているんじゃないかなぁ。

モンハンを中心としたマルチプレイタイトルがメインの市場ってのは間違いないけれど、他に売れる市場がないからこそPSPに注力せざるを得ないと言うか…個人的にPSPはロードが酷いからあまりソフトが集まってほしくないんだけどね…。

ポータル2の前作はXbox360版しか発売されてないけれどPS3版の方が売れている、これも前評判の高さからPS3ユーザーが前作未プレイでも2を購入したってのがあるかもなー、それともPC版やXbox360版の前作をプレイしたユーザーが続編ではPS3を選んだってのがあるかも…って思ったけどマルチプレイはPSN問題ですぐ使えないからやっぱり未プレイユーザーがメインか。

旧作ではドラクエモンスターズジョーカー2Pが2万本近く売って3位なのを除けばほとんどのタイトルが1万本以下と言う物凄く寂しい市場状況。

nintendogs + catsが3200本で20位って事を見ると市場自体の冷え込みが洒落になっていないのがわかるや、震災の影響でゲームを購入するどころじゃないってのはあると思うけどもう少し元気が出ないと今後に響くぞ…。