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スライドキーボード付き Windows 7 ケータイ F-07C、ドコモから

Windows 7とiモードの1台2役を実現したLOOX「F-07C」

2台持ち3台持ちはもう古い?:
“F”のケータイと“7”なPCが1つになっちゃった――Windows 7ケータイ「F-07C」


世界最小のWindows7ケータイ『F-07C』最速実機動画!

あまりにも異彩を放つ「Windows 7ケータイ F-07C」超速攻フォトレビュー、手のひらサイズのパソコンに

一般的な携帯電話(「ガラケー」と煽られたりするフィーチャーフォン)にWindows 7が動作するPCを内蔵してしまった端末、ドコモとしての扱いは「スマートフォン」ではなく「コンセプトモデル」と言う扱いになっている。

よく勘違いされているのが「Windows Phone 7」採用端末だと思われている事だけど、Windows Phone 7自体はまだ日本国内での展開は予定されておらずあくまでもPCと同じWindows 7が内蔵されている事なんだ、しかもMicrosoft Officeがプリインストールされており書類等を作成・編集する事も可能だしWindows向けのフリーソフトを動作させる事も可能。

PCとしてのスペックはネットブックなどに搭載されているAtomプロセッサーの1.2GHzを半分の600MHzにクロックダウンして使用しているから、当然ながらハイスペックではないし動作しないソフトも多い、当然ながら3Dを活用したゲームなんかは動作しないだろうなぁ。ただ、そこまでスペックを必要としないタイプのアドベンチャーゲームとか古いゲームなら動作するかも。

これは基本的に一般的な携帯電話でWindows PCが内蔵されているって考える端末なので携帯電話モードとWindows PCモードは連動してないのも注意、おサイフケータイが内蔵されていてもWindows 7で直接残高確認は出来ないし、カメラも使用できなかったりするとかチグハグな仕様なのもある。

ただ、これはあくまでも超小型PCと携帯電話がくっついている物でスマートフォンじゃないのだ。

携帯電話として考えると少し大柄なのはある、けれど4インチで1024×600ドットの画面は非常に高精細だし何よりも一般的なネットブックよりも遥かに小さいサイズに凝縮されている感じが素晴らしいと思うのだ、コンパクトなPCってある意味夢だからね。

スマートフォンとかに関する知識があると「Windowsケータイ」とか言われるとWindows MobileとかWindows Phone 7の事が出てきてしまうけれど、一般的なイメージとして出てくるWindowsケータイはこっちのほうが正解なんだろうなぁ。

それを実際に開発してしまった事とか商品化にOKを出した人々が凄いと思うや、流石にニッチ需要なのは分かっているだろうから出荷台数自体は少なそうだけど。

これは1年以上前に発売されたセパレートケータイ(F-04B)のある意味後継機種なのかも、普通のiモードケータイなんだけどキーボード部分が分離する事で様々な使い方が出来ると言うのが売りだったF-04Bと同じで普通のiモードケータイなんだけど内蔵されているWindows 7を起動する事でPCとして使えるみたいな。

ただ、せっかくのWindows 7内蔵でもドコモの料金体系ではネット使用料金が高くなってしまうのが残念なり、データ通信端末として契約すると携帯電話モードが役立たずだし普通の契約だとパケット通信料が1万円だから…ニッチ端末とは言えそれ用のプランを用意すれば更に良かったのにとは思う。

しかし、ここまで変態端末として盛り上がっているF-07Cだけれど基本的には人柱待ちだったりするのはみんな慎重だなーって思いました、まぁ自分もこれは使えないけれどね。