PSPの後継機はやっぱり分断傾向。 | ゲームを積む男

PSPの後継機はやっぱり分断傾向。

$ゲームを積む男-PSPとXperia

日経:新PSP はドコモ3G回線に接続、大型有機EL画面・タッチパネル採用

DSの後継機は性能向上にすれちがい通信の基本機能化などに加えて「裸眼立体視液晶」ってのが最大のウリになっているけれど、このPSP後継機は3G通信機能によってどこでもインターネット接続が可能だってのがポイントになりそう。

もちろん基本性能の向上とかはあるだろうけど、イメージ的には通話の出来ない専用ソフトのみ使えるスマートフォン的な、そんな感じなのかも知れない。

NTTドコモの回線に接続するって事で気になるのはその料金プランって事になりまして、現状のドコモの料金プランだと月額5980円と基本料ってのが最大になってそれは月にゲーム1本を購入するのと同等以上の金額になったりします。

それだとゲーム機として辛いんじゃないかって思うので、もしも本当にドコモ回線への接続が基本となるならそれ専用の安価な料金プランとかを用意する必要が出て来ると思うんだよなぁ、それもゲームのダウンロードとかは帯域を圧迫する可能性があるからフルサイズのゲームはWi-Fi通信なりPS3接続でのダウンロード専用にするとか。

逆に少量のデータ通信をする程度に押さえてどこでもコミュニケーションを行える機能として3G回線を仕様して料金もギリギリまで抑えるってなら色々と面白いことが出来そうな予感、3DSのすれ違い通信とは違った魅力が出せそうな気もするんだよなぁ。

あとは現行PSPとの互換性がどこまで取られるかって事なんだよなぁ、PSPは現在日本では大人気な状態ですが残念ながら「日本でしか売れてない」と言うのが事実で、同じように国内でのみ地位を築くことを目指すならUMDを搭載する必要がありますが、世界を狙うならUMDを外したほうが無難だと思いますし。

その関係から考えるともうひとつの携帯機であるPSPhoneこと、ゲームが操作しやすいスマートフォンも気になる存在になります。

色々と漏洩したり分解されたりしている噂のXPERIA PLAYがそのものだとは思われますが、同じ時期に二つのPSブランドで3G回線接続の端末が出ることに違和感も感じるかも知れませんね、もしかしたらPSP後継機は日本専用でこちらを海外市場狙いってのもあり得るかも。

とは言え、まだ実際のものが出てこないのでこれからどんな端末が出るか要注目、ではあります。