Draw Draw Penner(どろどろぺにゃー)

紹介ページ
任天堂ゲームセミナー2009の受講生が制作したミニゲーム、ゲームセミナーは任天堂が学生向けに主催するゲーム作りに関するセミナーで10ヶ月間の間に実践的な内容を交えながらゲームを作っていく内容。
で、A~Dまでの4つのチームに別れてゲームが制作されており、作られたゲームは次の年のゲームセミナーの紹介を兼ねてダウンロードプレイが出来るように配信されているのです、このソフトはその1番目にあたる作品で3月25日まで配信されていました。
ゲーム自体は絵本を舞台にしたシューティングゲームと行った感じ、普通のシューティングゲームと違うのは攻撃が全てタッチペンで描いた線によって行うことで、描いた方向とか強さなどで攻撃する方向が変わってくるのです。
上から次々と出てくる敵(黒いドロドロ)を倒しながら進んでいって一定量の敵を倒すとステージクリアー、4つ(+1)のワールドがあって数ステージをクリアーした最後にボスが出てきてそれを倒すとワールドクリアー。
ステージ構成も障害物があったり攻撃の軌道を変えてしまうギミックや上画面を隠してしまうギミック等、多彩に存在して攻撃に工夫が必要だし、ステージ中に出てくる絵本キャラクターを助けると言う要素もあって手応えも感じられます。
それに、4つのワールドをクリアーした後に出てくる隠しワールドは、それまでの4つのワールドに出てきた要素が連続して盛り込まれており高難易度で遊びこんだ人じゃないと難しい内容、スタッフからの挑戦ってのも感じられますね。
タッチペンで線を描いてその軌道で攻撃ってのは慣れるまでは上手く当てるのだけでも大変ですが、慣れて狙った通りに攻撃できるようになって一網打尽できれば楽しいし、隠しステージ以外は力技でもなんとかなるバランス調整でエンディングが見やすくなっているのも好印象。
忙しいゲームですがタッチパネルを生かしたDSらしいゲームだと思いました。
