変態的なケータイだ! | ゲームを積む男

変態的なケータイだ!

セパレートスタイルの富士通製スライド端末「F-04B」

一見するとオーソドックスなスライド式の携帯電話、しかしストッパーを外すとディスプレイ部分とキー部分が分離してしまうと言うギミックを搭載した携帯電話なのです、当然分離した状態でそれぞれを使用することが可能と言う物。

一般的なスライドや折りたたみなどの携帯電話がディスプレイ部分とキー部分と言う2層構造になっていますがこのF-04Bはディスプレイ部分とスライドして出てくる10キー部分と、その間にあるQWERTYキーボードと言う3層構造になっているのです。

これはまさに変態的なケータイと言って間違いないと思うんだ、だって3層構造だぜ、分離するんだぜ、変な物好きとしては見逃せない存在に違いないw

ゲームを積む男-公式サイトより

3層で分離することで使用できるパターンが色々と、一式で持ってタッチパネルをメインに使う用途とか、分離してQWERTYキーボードを駆使してメールなりブログを書くパターンだとか、分離してディスプレイ部分だけを持ち歩くってのもありだし、オーソドックスなスライドケータイとして使うパターンもあるのです。

ただ、セパレート携帯と言っても基本的にはディスプレイ側に機能が集約されている感じですね、キー側はブルートゥースで接続されるスライド式キーボード兼マイクって感じかしら、だから普通の携帯でもハンズフリー用のワイヤレスヘッドセットとか、ブルートゥース対応のキーボードとか用意できれば同じような事は出来そうなんだけどね、ただしここまでしっくりと重なるのは無い、これで音声入出力端子も搭載されていたら良かったんだけどねぇ。

そしてこの機種の変態度をさらにアップさせるオプションとして専用プロジェクターユニットがあるってのもポイント、キーユニットの代わりにプロジェクターを取り付ければ大画面を投影して各種機能を使用できると言う変態的ギミックが搭載されていて「用途は?」ってのを気にする事すら忘れさせるのです。

気がかりなのはタッチパネルをメインとして使用する場合の使い勝手、すでに発売済みの富士通製タッチパネル搭載機種F-09Aの評判を見る限り「タッチパネルをメインとして使うのはつらい」と言うのが大勢なのでそのあたりが改善されていればもっとよろしいと思ったのです…まだ難しいか。

あと、発売が来年の3~4月って事でまだ半年近く待たないといけないってのもネック、とは言え自分は今月の末でやっと今の機種が2年経過する所なのでもう少しそれを使ってからこの変態的機種に乗り換えてみるのもおもしろいかなーって思ったので。

ともかく、合体変形は男のロマンなのだ。