スターオーシャン4
プレイ時間がようやく10時間近くになったのでとりあえずファーストインプレッション的な物を。
シリーズ自体はスーパーファミコンで1作目が発売され、その後PS1とGBCとPS2にて続編なり外伝的な物が発売されてきたRPGです、開発は元ウルフチームスタッフで初代テイルズ・オブ・ファンタジアを開発していたチームが中心になって設立されたトライエースが担当、販売はスクウェア・エニックス。
シリーズの特徴としてはタイトルが「スターオーシャン(星の海)」とあるようにサイエンス・フィクション的な世界観を持っていることで、その中にもファンタジー的な要素も合わせた感じ、キャラクターデザインとか全体的な雰囲気を見ると日本のアニメ的な要素が強いかな、実際にアニメ化されたこともあるし。
シリーズの1作目及び2作目はPSP向けにリメイクされており、4作目(3)はPS2で廉価版が発売されているのでそちらからプレイするのもありかな、でもとりあえず自分はシリーズ未プレイです。
で、そんなシリーズ最新作となる本作のタイトルはスターオーシャン4 -THE LAST HOPE-ですが、ストーリーとしてはシリーズ1作目よりも前の物語となりまして過去のシリーズを知らなくても問題無くプレイ出来るみたいです、当然シリーズのファンにはニヤリとする部分があるみたいですが自分はシリーズ初プレイなのでわからず。
ゲームとしては日本製のストーリーRPGとしてオーソドックスな作りになっていまして綺麗に作られたフィールドを散策して敵と接触すると画面が切り替わり戦闘シーンに入る感じになってます、フィールド上の敵はあらかじめ見えているいわゆる「シンボルエンカウント」と言う形ですね。
そんな戦闘シーンはアクション要素が入っているスタイルで序盤はある程度ボタンを連打しているだけでも何とかなる感じ、だけどちゃんとヒットアンドアウェイを意識して戦ったり敵の攻撃を見切って背後に回り込む「サイトアウト」と言うシステムを使いこなせると雑魚ならほぼノーダメージで倒せたり出来て中々気持ちの良い作りですよ。
他にも戦闘中には画面右側に「ボーナスボード」と言う物が表示されて、戦闘中に特定の条件を満たすと条件毎に色がついたパネルがはまっていきます、そのパネルによって戦闘終了後に特定のボーナスが加わるのでよりゲームを有利に進めることが出来たりします、例えば戦闘終了後にHP/MPが回復するボードが貯まっていれば長いダンジョンで戦闘しながらでも消耗を押さえながら進んだり出来ますし。
戦闘シーンで操作できるキャラクターはRB/LBボタンで簡単に切り替え可能、操作していないキャラクターも設定された作戦に沿って戦ってくれます、他にも戦闘システムには様々な要素がありますがゲームの最初に練習が出来たりするし序盤なら全てのシステムを使いこなさなくても問題無いので徐々に慣れていけば良いでしょう。
兎も角そんな戦闘システムが非常に楽しくてモンスターとの戦闘がそれ程苦に感じないのが良いところですね、若干モンスターの量が多く感じる場合もありますが読み込みがインストールしなくても早いのでストレスを感じないところも良い感じです。
グラフィックは全体的に綺麗な作りですがキャラクターは若干違和感があり、アニメ的なデザインのキャラクターをリアル的に描こうとしているのでどうしても無理がある様な、これは人によって好みが分かれるかも知れませんが個人的にはすぐ慣れましたよ。
今のところ気になるのは全体的にフィールドが広く作られている割にセーブポイントの数が少ないので一度ダンジョンを攻略しようとすると結構長い間セーブ無しで進む事になるので結構大変な事があります、それにセーブして再開した場合でもそれまで貯めたボーナスボードが最初からになるので結局長時間のプレイになることがありますし、このあたりはもう少し工夫して欲しかったかも。
でも、戦闘のテンポが良くてロードも全体的に短いのでそれ程ストレスを感じないし、腰を据えてじっくりと楽しむことが出来るゲームだと感じましたよ。