行き先は娘が決めた広島へ。
マイペースな娘とふたりだから、
のんびりゆったりでいいや、と思い、
予約だけして全く何も調べていない。
新幹線のなかで、広島出身の友人と、
一年前広島を旅行した姉に、
LINEでいろいろ聞く。
着いた、
人生初広島。
路面電車がびゅんびゅん行き交う。
初めて見た光景。
数駅乗って、八丁堀へ。
姉からの指令。
「汁なし担々麺を食べるべし」
好きかも〜。
八丁堀から平和記念公園までは徒歩で。
「原爆ドーム」という表示通りに。
娘とただ、伝わってくるものを感じました。
たくさんのボランティアの方々に敬服しました。
戦争の史跡を見ることを、
子供の頃からずっと避けてきました。
経験したことのない悲しみを感じとき、
自分がどう思うのか、
ただただ、怖かったからです。
娘と手を合わせました。
娘はひとつひとつの碑の説明書きを全て目を通しました。
どうだ？のLINEに、
悲しい気持ちでいると返したところ、
いまそんなんじゃ資料館はやめておいたほうがいいかも、と友人。
姉も友人も、
資料館を含めた平和記念公園は、
2時間もあれば十分見れるよ、と言いましたが、
娘とふたり、4時間かけて見学しました。
誰かが生きたかった今日。
娘は多くのことを感じたようです。