終わった、
終わったよー。
上司のピンチヒッターで降ってきた今回の話。
本来なら上司しかできない仕事だけれど、
上司は他に手を取られてしまい、
それをする人が誰もいない。
じゃあわたしがやります!
と言ってから、今日まで1ヶ月半。
何度も研修へ行き勉強をし、
準備してきて、
上司ともシュミレーションを重ねた。
当日は誰にも頼れない。
だから、何度も何度も。
よし!というところまで仕上げた本番前日の昨日。
突然顔を突っ込んできたヒトにボロクソに言われ、
ダメ出しを喰らい。
理不尽な言葉をシャワーのように浴びせかけられた間、
悔しいを通り越して、
こんなヒトの思う壺にハマってたまるか!
と絶対に泣くもんか、
ここで泣いたら全てが降り出しに戻る!
ちくしょう!と自分の席に戻った。
失敗しなければ、それは成功なんだよ。
泣きそうなわたしに、
かけてくれた同僚の言葉が、
一晩わたしを救ってくれて、
今朝は気持ちを切り替えることができた。
落ち着いて。
失敗しなければいい。
それが成功なんだから。
途中、何度か時計を見た。
これが永遠に続くわけじゃない。
針があそこまでいけば、終わる。
だからもう少しがんばろう。
そう思ったら落ち着いて気を配ることができた。
蓋を開けてみたら、
他部署の人がびっくりするほど協力してくれた。
今日のために数日前から、
あちこちに何度も頭を下げに行ったけれど、
こんなに力を貸してくれるなんて思わなかった、
昨夜のことも知っていて、
大変だったね、よくがんばったねと。
ああ、ありがたいな。
全てが終わったあと、
深く安堵はしたけれど、
予想していた達成感とは少し違った。
失敗はなかった。
それは成功だよという言葉に助けられたけれど、
本当の意味で成功したらきっと、
そのときは達成感を感じられるのかもしれないな。
でもやったよ!
がんばったよ。
自分で自分を褒めちゃうよ。
イエイ!(≧∇≦)/