ずっと観たかった、
「風立ちぬ」
今月初め、
やっと観てきました。
観て良かった。
でも、もう一度観たいかと聞かれたら、
NOかもしれない。
夢を諦めなかった二郎。
泣けたし、感動もした。
でもなんだか、辛くなってしまった。
菜穂子がせつなすぎて。
自分の信念を貫いて、
生ききった菜穂子は幸せだったのかもしれない。
けれど、
飛行機を美しいと、
鯖の骨を美しいと言い、
菜穂子をきれいだと褒める二郎の隣で、
自分の期限を察する菜穂子に、
哀しみと、強さと、
愛情の深さと、
自分にないものばかりを見せられた気がして、
感動を通り越して、悲しくなりすぎてしまった。
男性目線で描かれているからかな。
でも、きっと、
菜穂子は幸せだったのだと思う。
それにしても。
夢を諦めないことって素晴らしい。
わたしもいまからでも、
間に合うかな。
願いを叶えるために、
生きねば、なのかもしれないね。