新築一戸建てのご相談を受けていると、
「本当に今、この物件を買って大丈夫なのか」
と不安を感じている方が少なくありません。

価格や立地が良く、
住宅ローンも通る。
一見すると問題がなさそうでも、
私たちが実際に
「今回はやめた方がいい」と判断するケースはあります。

今回は、
現場で実際にあった判断の中から、
代表的な3つのケースをご紹介します。

◆ ① 住宅ローンは通るが、生活に余力が残らないケース

年収や勤務先を見ると、
住宅ローンの審査自体は問題なく通る内容でした。

しかし、借入額が大きく、
毎月の返済に占める固定費の割合が高くなると、
教育費や将来の支出を考えたときに、
ほとんど余裕が残らない状態になります。

「今は払える」ではなく、
「数年後も無理なく払えるか」
を基準に考えた結果、
私たちは物件の見直しを提案しました。

金額を少し抑えるだけで、
将来の選択肢が大きく広がるケースは少なくありません。

◆ ② 土地条件に見落としがあったケース

建物は新築で、
価格も相場内。
一見すると問題のない物件でした。

しかし、土地の履歴や周辺環境を確認すると、
将来的に制限がかかる可能性があるエリアでした。

今すぐ困るわけではなくても、
将来の売却や建て替えを考えたときに、
不利になる可能性が高いと判断しました。

新築戸建ては、
「今の住みやすさ」だけで決めてしまうと、
後から選択肢が狭まることがあります。

◆ ③ 条件が良すぎて、判断を急ぎすぎていたケース

「この物件、すぐに無くなりますよ」
そう言われると、誰でも焦ります。

実際に条件の良い物件ではありましたが、
比較検討の時間が十分に取れていない状態でした。

私たちは一度立ち止まり、
他の選択肢や将来設計を整理する時間を取りました。

結果的に、
より条件の合う別の物件が見つかり、
お客様には納得して購入していただくことができました。

早く決めることより、
納得して決めることの方が、
後悔は少ないと感じています。

◆ なぜ「止める判断」を大切にしているのか

私たちが大切にしているのは、
契約を成立させることではありません。

物件と住宅ローン、
そしてその先の暮らしまで含めて判断することです。

住まいるプラス1の理念は、
「今を越えて、未来を共に描く提案を。」

今買えるかどうかではなく、
この先も安心して暮らせるか。
その視点を忘れずに、
一つひとつのご相談に向き合っています。