住宅ローンのご相談を受けていると、
私たちがときどきお伝えする言葉があります。

「今回は、やめておきましょう」

この言葉に驚かれる方も少なくありません。
不動産会社なのに、なぜ止めるのか。
そう思われるのも無理はないと思います。

ですが、私たちが「やめましょう」とお伝えするのには、
はっきりとした理由があります。

◆ ローンが通ることと、安心して暮らせることは別

住宅ローンは、
条件が合えば通るケースが多くあります。

しかし、
「通る=安心して暮らせる」
とは限りません。

毎月の返済額、
将来の教育費や生活費、
働き方や収入の変化。

これらを考慮せずに進めてしまうと、
数年後に家計が苦しくなり、
選択肢が狭まってしまうことがあります。

◆ 私たちが見ているのは「今」ではなく「その先」

金融機関が見るのは、
主に「今」の数字です。

一方で、私たちが見ているのは、
・この返済が何年続くのか
・生活に余裕は残るのか
・将来の変化に耐えられるか
という点です。

数字上は問題なくても、
暮らしとして無理があると判断した場合、
私たちは正直にお伝えします。

◆ 止める判断も、提案の一つ

住宅購入は、
進める提案だけが正解ではありません。

・少し条件を整えてからにする
・借入額を抑える
・タイミングを見直す

こうした選択の方が、
結果的に安心できるケースも多くあります。

「今なら買えます」ではなく、
「今、本当に買うべきか」
を一緒に考えることが、
私たちの役割だと考えています。

◆ なぜ、そこまで慎重に考えるのか

住まいるプラス1が大切にしている理念は、
「今を越えて、未来を共に描く提案を。」

目先の成約ではなく、
その先の暮らしまで含めて
後悔のない判断をしていただくこと。

だからこそ、
進めるだけでなく、
止める判断も含めて
一つひとつのご相談に向き合っています。

住宅ローンで迷っている方にとって、
立ち止まって考えるきっかけになれば幸いです。