8月に入り、梅雨明け宣言も出された。
2020年変化の年の中盤、7月、悲喜こもごもだった。
悲しいこと、それはとてつもなく悲しいことだった。
落鳥。
具合が悪くなったその日に動物病院へ。原因も病名もわからず。
翌日も元気はないが、エサも食べ、チンゲン菜も食べていた。
その翌日、元気回復してきたかな、という印象。
夕方、あまりに鳴くので、ゲージを開けたら、一度私の肩にとまり、ゲージに戻ってしまう。
おかしいと思い、動物病院に電話をしているその間に、再びゲージから出てきて
電話をしている私の横で旅立ってしまった。
まさか、まさか。
その日からちょうど1週間たつが、私の肩にとまった時の爪の感触がはっきりと残っている。
愛鳥家の友達は、最後に肩にとまってくれたのは「ありがとう」だよと教えてくれた。
「虹の橋」の物語 ~あらすじ~
天国のそばに「虹の橋」があり、そこで亡くなったペットは飼い主を待っている。
そこで再会し、橋を一緒に渡り、天国に行く。
虹の橋の入口近くには「雨降り地区」があり、冷たい雨が降っている。
飼い主がいつまでも泣いているとペットは飼い主を心配してそこから出られない。
鳥は賢いので、具合が悪いのを隠す習性があるらしい。
だから、いつからか、何が原因だったのかは正確にはわからない。
でも、言葉を話せない、小さな命だから、もっと注意していればよかったと
あれやこれや勝手に原因探しをして、涙を流している私。
鳥は1羽で飼っていると、世話をしてくれる人間をパートナーだと思うらしい。
うちの🐤も、いつもまっすぐに飛んできて、直球の愛をいっぱいくれた。
「お母さん、大好きだよ」
私が悪かったといつまでも泣いていることもできる。
でも、その間、うちの🐤は雨降り地区で寒い思いをしている。
そんなの嫌だ!
→じゃあ、何がいい?
→うちの🐤も私も平和!
「命の温かさ」と「愛される平和」を教えてくれた、うちの🐤。
虹の橋で、仲間と楽しく暮らしていてね。
お母さんも、いつか平和な心で満たされて、虹の橋に行くからね。
大好きだよ。大切なことを教えてくれて、本当に本当にありがとう。
雲も鳥が飛んでいるように見えた。
ちょうど1週間前のこれくらいの時間だった。
大好きだよ。
お母さんのところに来てくれて、ありがとうね。
切ない気持ちは持っていてもいいかも。
悲しい涙は終了!