
心筋梗塞、脳梗塞、ご存じの通り、血管が、狭くなって
流れなくなったり、
血小板が凝固して、血管を閉塞して、
組織が壊死することが、知られています。
血小板の、凝集能は、個人差があって、
正常な人は、60dyn/c㎡(ずり応力)くらいで、
凝集、粘着しやすい方は、6dyn/c㎡、
で凝集します。
人によって、血管は、
同じ太さでも、
10倍くらい、
閉塞が、発生するのに、
個人差があるんです。
しかも、閉塞開始から、完全に閉塞するまで、
20秒くらいと、一瞬で、閉塞して、
症状が、現れます。
その投薬量で、この運ともいえる、一瞬に、
対処するのに、十分でない場合が、
ほとんどの、ケースかも?
埼玉県の病院では、血小板の凝集能を、
個人別に測定して、
その人に、あった投薬量を、
処方するように、しています。
薬には、リスクがあり、薬が必要なのか?
または、必要なのに、十分な量じゃない、とか、
ホント、
町の開業医では、難しいですね。
血小板の凝集能は、測定が、
手間なんです。
おわり。
