国のプロジェクトで、再生医療で使用される、
細胞培養の器材を研究開発、そして試験販売、
会社で、新しいビジネスを目的に、
学び、楽しみながら、やりました。
そこで、実用化の難関は、「細胞の、がん化」の、
問題でした。
これが、まれじゃなく、10回に、1回くらいの、
頻度で、細胞が、がん化するのです。
医学系の研究者は、生体と違って、紫外線とか、
いろいろ、培養環境が違いからと、
言ってましたが、
この「いろいろ」が、
人の、発がんの問題にも、共通しているのでは?
と、思っています。
テレビCMでは、免疫、これで解決!、みたいに、
あえて、簡単に、表現していますが、
それだけ、難解な問題みたいです。
よく、わかっていませんが、人の体の、細胞は、
機能だけじゃなく、
「薬にも近い、生理物質を産生」していて、
血液、臓器の機能を、正常に保っている。
この産生物と、細胞への影響のバランスが、
崩れると、発がんの可能性が高くなる、の
かもしれません。
再生医療の現場でも、細胞が産生する、コラーゲン、
エラスチン等、その産生量が、
細胞シートの、正常かどうかの、確認項目に、
なっています。
長い年月を要して、いまの人の組織があるので、
単純に、これが原因と、一つでは、
ないようです。
おわり。