【質問】

メジ○ンが終わったあとキーンっと耳の奥になり響き、脳にスモークが張ったような感じになり目がどこみてるかわからない状態が12時間くらい続くのですが
アフターグロウとは言わないですよね笑
なんと表現したらいいと思いますか?

あとメジ○ンは精神にいいと思いますか?



【手羽院の回答】


[なんと表現したらいいか?]

その感じわかります。

"アフターグロウ"は主に薬物使用後のポジティブな精神作用を指すので、それに含めるにはちょっと不快ですよね笑

そういう場合は「ハングオーバー」が適当だと思いますよ。



ドラッグの作用時間は


【total duration 合計時間】
(1) onset 発症
(2) come up 上がり
(3) peak ピーク
(4) offset 下がり
(5) after effects 着地後


このように分けられます。

アフターグロウは(5)after effectsの中の1つです。
不快症状の場合はhangover(二日酔い)と言われます。


[メジコンは精神にいいか?]

何をもって良い/悪いとするかは難しい所ですがメジコンの抗うつ作用は広く認められていますよね。

メジコンやケタミン等、ジャンルで言うとdissociativeに分類されるドラッグにはそういう物が多い印象です。

ケタミンも元々はその抗うつ作用の優秀さからブイブイ言わせてた時期がありまして、何と私が高校生の頃は合法だったんですよ。

乱用が過ぎたのか規制されてしまいましたが。


なので現状

希死念慮や自殺衝動に対して即効性があり、

効果が高く、

合法、

となると最早メジコン1択なのではないかと思います。

2022年の夏頃にアメリカ食品医薬品局(FDA)が新たに即効性の抗うつ薬として「Auvelity」オーベリティを承認したというニュースがありました。

このオーベリティはデキストロメトルファン(メジコン)と、その代謝を遅らせるブプロピオンという薬の言わばカクテルドラッグなのですが、

「この組み合わせの有用さやメジコンの抗うつ効果をアメリカが保証した」と一部のドラッグユーザーの注目を多いに集めました。


しかしながらDXM(デキストロメトルファン→メジコン)は諸説ありますがオルニーの病変(神経細胞の空胞化)や、アナフィラキシー様のショック症状を起こす、併用禁忌が多く間違えるとうっかり死ぬ羽目になる、など

それなりにリスクのある薬です。

リスクのない薬などありませんが、身近かつ手頃なだけに充分気を付けて使いたいですね。