【質問】

一人の時よく考え事で

曖昧、

狭間、

グラデーション、

分岐点、

モノが変わりゆく瞬間、

などのワードが結論として頭の中で出てきます。

暇なときに無意識にしてる考え事なので、マジカルバナナのようにその時何について考えていたのかなど元を辿っても思い出せず、この考え事に対して直感的にモヤモヤする何か気になるワードだなとどこか腑に落ちない自分がいます。


手羽院さん、

だいぶ荒めの質問ですがこのワードについて過去に考えた事がありますか?

また、このワードについて手羽院さんの思う事を聞いてみたいです。

どんな話でも構いません。


自分が腑に落ちるきっかけやヒントが欲しいです。




【手羽院の回答】

[このワードについて思う事]

共通項は「状態の変化」でしょうか。

物質の状態として"完全な停止は成立し得るか?"という事なんでしょうかね。

それは昔の人達が言ってた「諸行無常」とか「色即是空」なんかに繋がって行くのかなと思いました。


[考えたことありますか?]

考えた事はあると思いますが詳細には思い出せません。

ワードだけが残ってそもそも何の事だったか思い出せないの、ありますよね笑


私の場合直近ですと「円」でした。


突然ぶっ飛んだ持論なのですが「思考」って外せるんですよ。

思考は脳の機能の1つです。

物事を論理的に理解するためにあって(それ以外でもあると思いますがとりあえずこの話題ではこれに限定してお話します)言語の影響が相当強いです。

それを外した状態では直感や感覚で世界を知覚する事になります。

例えば幼児が言葉を覚えるのは思考も使ってるのですが(音のパズルを組み立てるような感覚でしょうか)直感に依る部分が多くて、この直感を何と言うのか不勉強なため私にはわからないのですが昔読んだ本には「無感覚知」と書いてありました。


その本では

言葉+思考で論理的に理解する能力を

「感覚知」

直感や雰囲気等、体験を持って理解する能力を

「無感覚知」

と表現していたと記憶しています。


で、

思考を外した状態で無感覚知を使って理解した物事を、思考が繋がって来た時に感覚知に変換するのですが、その時にだいぶデフォルメされるんですね。



1からお話します。

LSD食っててドピークの最中思考が外れた状態で何かを理解した事がありました。

無感覚知を使って「体験」として理解したんですね。

その何かを最初は「体験」のまま覚えていられたのですが、薬効が落ち着いてきて自分が思考に再び繋がれて行く過程でどんどん元の状態を思い出せなくなって行きました。


例えるなら

エレベーターで最上階に上ってすごい体験をした(街の全景を見て理解した、標高が高いため気温が地表より低く風が強いのを感じた等)のを、

エレベーターが降りだして(薬効が切れて)どんどん階が下るにつれ思い出せなくなって行くような感じです。


なので「体験」を「思い出」にデフォルメ

「思い出」を「映像」にデフォルメ

「映像」を「画像」にデフォルメ

「画像」を「文章」にデフォルメ

「文章」を「単語」にデフォルメ


そうして最終的に私の手元に残ったアイテムが「円」というワードでした。

もう解像度が悪すぎて元の体験が何だったかさっぱりわからないので帰って来た時は笑ってしまいました笑


そういう事は素面でもあって(本当に一瞬なのでそうと気付かない事が殆どです)それで持ち帰った解像度の悪いアイテムが質問者さんは「曖昧、狭間、グラデーションetc」だったのかなと思いました。


要するに

何かを直感で理解した

 ↓

情報量が膨大過ぎて思考に落とし込む時に解像度が粗くなる

 ↓

その粗くなった物が「曖昧、狭間、グラデーションetc」等のワード

という事だったのかなと思いました。

それを裏付ける様に各単語同士には共通項があるので。


全然違ったらすみません笑



因みにその解像度の粗い単語達やメモなんかを私は「キーアイテム」とか「パスワード」と呼んでまして、それを集めておくと次回トリップ時に「元の体験」に再接続しやすくなったりしますよ。